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iTunesのアフィリエイトがPerformance Horizon Group（PHG）へと移管されるようです。
これに伴い、近くLinkShare（楽天リンクシェア）でのアフィリエイトは停止となる見込み。

申し込み自体は比較的簡単ですので、すでにアフィリエイトを利用していれば問題ないはず。
しかし確認したいのが規約です。
どのくらい厳密な事業者なのか不明ですが、申請が拒否されないよう確認しましょう。

以下ではもっとも注意すべきと思われる部分を抜粋しています。

報酬の支払について

5.2.パブリッシャーがひと月あたり20ポンド/30ドル/30ユーロの最低支払い限度額を超えた報酬を得た場合にのみ、パブリッシャーへの報酬の支払いが発生するものとする。最低支払い限度額の支払い行列は、他のすべての通貨のために要求で提供されています。誤解を避けるためにいうと、支払い限度額未満の報酬は翌月に繰り越されるものとする。

5.3.パブリッシャーは、パブリッシャーのインボイスがパブリッシャー管理エリアに作成可能となった日か
ら18ヶ月以内に、資金を引き出すか、パブリッシャー宛ての電子送金のための十分な情報をPHGに提供しな
い場合には、PHGは引き出されなかった報酬をPHGのアカウントに保持し、パブリッシャーはそれに関するい
かなる請求も失うことを、明示的に認め、同意する。

支払指定講座は日本の銀行を指定することが可能のようです。
銀行指定にはSWIFTコードが必要になるので、こちらも確認してください。
最低支払い限度額について円での言及がありませんが、レート換算すれば3000円になると思われます。
（すでに承認されている方からは『3万円が最低支払限度額』との話も伝わってきています）

プライバシーポリシーの明示

g)パブリッシャーは、そのサイト上で各ページからプライバシーポリシーへの、明確で目につきやすいリン
クを設置しなければならないこと。

h)パブリッシャーは、PHGおよび/または広告主(または該当する場合は他の第三者)が、広告主のマーケティング活動の効果を追跡するために、ブリッシャーのウェブサイト上でコードまたはクッキーを使用することがあること、そしてその過程で個人を特定できる情報は収集されないという内容を、そのプライバシーポリシーに含めなければならないこと

不適当なパブリッシャープロパティには、以下が含まれるが、これに限らない。
• Apple または第三者の商標権を侵害する、または、その他の第三者の権利を侵害するもの
• 性的に露骨なマテリアルを含むもの
• 知的財産権を侵害するもの。これには、Appleウェブサイト、またはその他のプロパティ(例えば、iTunes Store、AppStore、 iBookstore、または Mac App Store)からテキストや画像を使用することを含むが、これに限らない。
• 閲覧者に対し、オンライン・プライバシーポリシーを明確に表明していないもの
• ドメイン名に Apple の商標を含むもの

日本ではプライバシーポリシーを明示していないブログは少なくない印象を持っているボクです。
PHGの規約では『プライバシーポリシー』と明確に書かれた部分だけでも3カ所に及びます。
申請時に『アフィリエイトを利用している』と回答した場合、かならず明示されているべきでしょう。
また、申請承認後はPHG規約に則った内容を追記する必要もあります。

プライバシーに限らず、知的財産権等についても厳格な規約が設けられているように思われます。
知的財産権を侵害するものの例が記載されていますが『これに限らない』のひとことが怖い。
これに抵触する可能性といえば、NDAに保護されるべきリリース前のOS情報などですね。
アプリのアフィリエイトであれば、OSのNDAについて尊重するべきなのは自明です。
そうした記事を掲載している場合、規約に反していると判断される可能性も考えられます。