photo credit: Vapor Eyes @ The Majestic / JordanAnthony
この時期、ボーナスや年末セールが近くなるので物欲相談が増えるのですよね。
その中でも最近増えているのがオーディオ関連。
スマートフォン(とくにiPhone)がとても普及していることも影響しているようです。
そこで我が家のオーディオ環境をあらためてご紹介。
音質的にはあまり追及していません。
設置スペースを必要とせず、小さい音量でも破綻なく、少ない機材で安価に。
これらをテーマにして組んだのが今のシステムです。
MP3もしくはAppleロスレスに変換してから音楽を聴くのが基本スタイル。
その場合に便利なのがiTunesサーバーを用意しちゃう方法。
こうすると、iPhoneをリモコンにしてiTunesから直接AirPlayが可能になります。
iPhoneよりも大容量だし、送り出しの遅延も少ない。
我が家のiTunesサーバーは古くなったMacBook Pro(2009)です。
最新OSを入れるにはちょっと頼りない部分もあるMacですが、iTunesには十分。
Wi-Fi経由でiOSデバイスの母艦にもなるので1台あるといろいろ便利ですよ。
参考:MacBook Proをホームサーバ(iTunesサーバ兼ファイルサーバ)にする方法
しかしiTunesサーバーのためにMacを購入するのは無駄すぎる。
その場合はiTunesサーバ機能やDLNAサーバを備えたNASを購入するのが良いと思います。
参考:高性能NAS『Synology』シリーズをビジネス(個人事業主)にオススメする理由
AirPlayと言えばやはりAppleTVが便利。
AppleTVの難点と言うと、出力がHDMIと光デジタルしか備えていない点ですね。
オーディオ用途で考えると、できればRCA出力(ライン出力)が欲しいところ。
音楽専用とするならAirMac Expressを利用するとライン出力が可能です。
我が家はテレビとオーディオを同じラックに収めています。
そのため、HDMIはテレビとつなぎ、光デジタルでアンプとつないでいます。
テレビとアンプは後述のDACを経由してつないでいます。
ゲーム機としてよりも、Blu-Rayプレイヤーとして活躍中のPS3。
HDMIでテレビと接続しているので、ディスクを入れるとテレビも連動可能。
しかも自動的にチャンネルが外部入力に切り替わってくれるのが便利!
操作もテレビのリモコンにまとめることができるので、テーブルの上もすっきりします。
本体にボタンやランプも少なく目立たないので、インテリア的にも気に入ってます。
今年購入したガジェットの中でも、かなりアタリだったのがこのD3。
24bit/192KHzに対応したDACです。
入力は光デジタル(TOSLINK)でも同軸デジタル(コアキシャル)でも大丈夫。
内蔵されているDACチップは定番の『Wolfson WM8805』というのも信頼の証。
出力される音は脚色も損失もない、ただデジタルがアナログに変換されただけ。
まさにボクが理想とするDACの形なわけです。
アンプとの接続に使っているRCAケーブルは自作ですが、モガミ2534を利用しています。
柔らかいケーブルなので扱いやすいので狭いところで重宝しますよ。
外部からの磁気にも影響を受けにくいようで、音質的にも特に問題は感じていません。
参考:実売価格3700円台の超小型&スーパーチープなDAC『FiiO D3』を使ってみた!
プリメインアンプはCD一体型のコンパクトモデルを利用しています。
CDドライブはトレー式で、回転に若干不安定なものを感じるのはお値段相応。
しかし、アンプ部分については、この価格帯であればとても上質だと思います。
音質的にはセパレート型のアンプのほうが良いのはもちろん。
でも、マンションなどで音量的に抑えて鳴らすのであれば必要十分でしょう。
入力は光デジタルが1系統、ライン入力が2系統になります。
(販売終息製品のため、後継機であればCR-N755がオススメです)
CDプレイヤーなどが不要でMP3などを聴ければ十分であれば、NuForce DDA-100がオススメ。
大きさ、デザイン、音質がとてもすばらしく、しかも比較的安価に入手できます。
参考:Apple TVの相棒として最高のアンプ(だと思う)「NUFORCE DDA-100」
背面に壁があって、スピーカーとの距離を30cm以上とりことができない。
リスニングスペースは20畳程度で、音量もそれほど必要としない。
そうした条件から、視聴を重ねて選んだのがKEF Q300です。
バスレフポート(スピーカーの穴)が前面にあるため、背面のスペースは狭くても大丈夫。
バスレフポートが前にあると低域が強すぎる傾向になるスピーカーも多いですね。
そこでONKYOとの組み合わせが良いバランスになるわけです。
高域が得意なONKYOと、低域側にバランスしているスピーカーの組み合わせ。
価格以上の音が鳴ると思いますよ。
我が家はバナナプラグを使ってスピーカーケーブルを繋いでいますが、プラグが挿せる程度で十分。
スピーカーケーブルはプロのスタジオでも定番のCANARE 4S8が扱いやすいです。
バナナプラグも定番のaudio-technica AT6302が信頼できますね。
KEFからはアンプ内蔵で直接AirPlayも可能なスピーカー『X300A』が発売されています。
アンプもスピーカーもお持ちではない場合、X300AとiOSデバイスだけで音楽再生が可能。
しかも音質的にもあまり妥協する必要がありません(お値段は高いけど)
参考:KEFのブックシェルフ型スピーカー『Q300』は驚きのハイコストパフォーマンスですよ!
参考:スモールオーディオシステムの決定版『X300A Wireless』がついに登場ですよ!
最後はヘッドホン。
スピーカーで鳴らせない時間帯や状況もあるので、そうした場合にはヘッドホンが重宝。
ヘッドホンで一般的なのは密閉型と言われるタイプですが、低域がこもった音になるのが苦手。
そこで選んだのがセミオープン型のヘッドホンです。
苦手な音域がなく(逆に得意な音域もないけど)聴き疲れない良いヘッドホンです。
リケーブルも可能なので、ながく使えるのも良いですよ。
室内用ヘッドホンにセミオープン(半開放)型『AKG K240S』を購入しました
実売価格3700円台の超小型&スーパーチープなDAC『FiiO D3』を使ってみた!
当ブログの本質とも言える『チープに楽しむ』を久しぶりに実践してみました。手持ちの部材と3700円でアナログ入力を最大限に活用するのです!
5.6MHz DSD対応のネットワーク/USB/CDレシーバー『ONKYO CR-N765』で自宅のオーディオ環境をスリム化しました
『脱AppleTV、脱AirPlay』をテーマに自宅オーディオ環境のリプレイスを行いました。音響品質はだいぶアップ、操作性はすこしダウンとなりましたが、トータルはとても満足できる結果です。
AppleTVを中心とした我が家のAV環境(特に音楽)はこんな感じになっています
AppleTVから動画のストリーミングはHDMIでTVへ。 音楽のストリーミングは光デジタルでアンプへ出力しています。 低コストでもそれなりに満足できる環境が作れますよ。
NASより使いやすいぞ!OS10.6.8以降が動くMacをホームサーバーに仕立てよう!
MacBook Pro (Mid2009)を共有化してiTunesサーバー(ホームサーバー)に仕立てました。 NASより用途の広い便利な1台になりますよ!
オーディオに特化してライン出力も備えたAirPlayレシーバー「playGo」
高音質オーディオに注力したAirPlayトランスミッターとレシーバーです。 ライン出力を備えているので手持ちのアンプなどを有効活用できますよ。
AppleTV(2nd)をJailBreak!そしてaTVFlashをインストール!
AppleTV(2G)にaTV Flashを導入してみました。 XBMCでの動画再生は、DLNA+AirPlayよりもかなり使い勝手もパフォーマンスも良くなったのです。