音楽をストリーミングするのにHDMIなんて使ってられない!
どうも、鰐です!
HDMIは便利なんですが、AppleTVの出力はHDMIと光デジタルが1系統ずつ。
でもHDMI接続が可能なAVアンプって高価ですよね。
はい、そんなお金はありません。
廉価なものもありますが、5.1chが基本のアンプで2.0chを鳴らすのは音響的にどうなの?
ボクの耳では5.1chのAVアンプより同価格帯のプリメインアンプで鳴らした方が良い音でした。
2.0chなら光デジタル接続でも十分ですし。
(5.1chはHDMI接続したほうがより良いですよ)
ということで、これが我が家のデジタル接続図。
「ものすごいマニアックでこだわった配線とか機器を使ってそう!」とか一部で誤解を受けていますが。
実際はものすごい普通で面白味のない環境です。
Apple TVは脱獄してXBMCをインストール済み。
これがAVセンター的な役割をしています。
動画はNAS(ネットワークHDD)上にあるMP4をAppleTVからXBMCで直接アクセスして再生します。
BD/DVDのメディア再生にはPlayStation3を使っています。
AppleTVとPlayStation 3はHDMIケーブルで直接TVと接続して、TVのスピーカーで音を出しています。
これはもう割り切りですね。
以前は安いAVアンプとプリメインアンプをそれぞれ使っていました。
それがプリメインが壊れ、AVアンプに統合したらAVアンプも壊れ……
「動画はTVのスピーカーで音楽だけプリメインから鳴らせれば良いよ!」
そんなワリキリが生まれたわけです。
他にも、5.1chアンプもあるしスピーカーもあるんですが、インテリアとして格好悪い!
あとはセッティングが面倒くさい。
そんな理由もあって、それならTVのスピーカーで十分ですよ……ということでワリキリなのです。
プリメインアンプの選択条件は2つ。
「壊れたアンプと同程度の大きさであること」「光デジタル入力がついていること」
しかしデジタル入力はHDMIに統合される傾向があるのか、光デジタル入力を備えた単体アンプが少ない!
少ないながらもKENWOOD R-K711と比較検討して、壊れたアンプがONKYO製品だったこともあり、ONKYO CR-D2(S)を購入したわけです。
価格としてはオーディオ製品では廉価なクラスですので、性能としてもそのグレードです。
でも、家庭内で使う分にはスピーカーを十分に鳴らします。
あまり大きなスピーカーだとパワーが足りませんが、60Wくらいのスピーカーになら十分です。
60Wなんて、都内の住宅事情では間違いなくオーバースペックです。
20Wでも十分なくらいです。
AppleTVで音楽を聴く……というのは、音質をある程度妥協して利便性を取るってことです。
ロスレスであれば音質の妥協もありませんが、MP3で320kbpsが一般的でしょ?
ですので、使うアンプはこれくらいで十分だと思う訳です。
AirPlayで便利なのが、操作をiPhoneで完結できる点です。
アンプの電源を入れる以外、アンプ側でなにか操作する必要がないわけです。
選曲からボリュームまでiPhoneひとつで完結できるのはすごい便利です。
これはAirPlayの特徴なんですが、iPhone側のボリュームレベルが反映されるんです。
そのため、CR-D2側のボリュームを操作する必要がない。
しかも操作はイヤホンで聴いてるときと同じです。
iPhoneで音の出力先を切り替えるだけでスピーカーとイヤホンを切り替えできる。
外出するとき、帰宅したとき。
音楽のアウトプット先を1回のタップだけでスムーズに切り替えできるわけです。
しかも、聴いてる曲をそのまま継続して聴き続けられるわけです!
もちろん難点もあります。
ひとつはタイムラグが生じること。
これはストリーミングなのでどうしようもない点ですね。
再生開始から音の鳴り始めまで、数秒のタイムラグがあります。
もちろん、曲と曲のつながりはタイムラグなんてありませんよ。
最初の1曲目で、再生するのに必要なデータが送信終わるまでの数秒です。
でも、帰宅してストリーミングに切り替えた時に数秒のラグがあるのはちょっと残念。
そして、音が途切れてしまう可能性があること。
これもストリーミングなので、曲の転送が正常に行えないと途切れてしまいます。
また、光デジタルケーブルの特性で、音が途切れてしまう可能性もあります。
この場合の原因はiPhone側とAppleTV側の両方に可能性があります。
アンプ内蔵のパワードスピーカーとAppleTVを繋ぐのもお手軽ですが。
もうすこし音にこだわった生活をと考えてる場合。
これくらいのアンプに数万円のスピーカーを繋ぐと満足できると思います。
新しい1年を素敵な音楽と共に!
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