とうとう我が家にも脱獄iOSが誕生してしまいました。
どうも、鰐です!
LinkStationが壊れて以来、我が家の環境はいろいろと変化しています。
その一つがDLNA。
もともとはiOSアプリの8palyerをiPhoneで使ってAppleTVへAirPlayしていたのですが、無線APのメディアサーバー機能を利用してみたところ転送速度が足りずに正常なAirPlayが不可能!
これは困った!
iPhone経由がダメなら…AppleTVが直接アクセスすれば良いじゃん!
脱獄すれば良いじゃん!
aTV Flash入れれば良いじゃん!
ま、これが結果として大成功だったわけです。
ちなみにaTV FlashはAppleTVを脱獄させて機能拡張するツールのこと。
$29.95の有償ツールですが、ただいまプレオーダー中で$19.95です。
興味あるならプレオーダーのタイミングで購入がオススメ!
もしaTV Flashの目的がXBMCだけならXBMCだけをインストールすることをオススメします。
どちらも脱獄方法は同じなので紐付きになることはかわりません。
AppleTV4.3.3ファームまで適用可能を確認しています。
http://mag.torumade.nu/?p=3958
aTV Flashをインストールする前にJailBreakが必要です。
でもAppleTVのJBはとても簡単。
そのツールもaTV Flashの開発者が公開しています。
今回ボクはこのツールを使ってJB→aTV Flashインストールを行いました。
必要なもの
・マイクロUSBケーブル (Bタイプ)
・Seas0npass(Mac用・Win用)
・aTV Flash
手順は以下の動画を参照していただくのが一番簡単です。
1. AppleTVからすべてのケーブルを抜いて、マイクロUSBケーブルでPCと直接接続します。
2. Seas0npassを起動するとiTunesが立ち上がって自動的に処理が開始されます。
3. 途中リモコンの画面がでたら指示された2つのボタンを7秒以上押して離すと次の処理に進みます。
4. JBされた復旧用iOSが作成されてiTunesによる復旧が開始されます。
5. 完了メッセージが表示されてJailBreakは終了です。
6. AppleTVにHDMIをつないで(必要であればEtherケーブルも繋いで)ネットワーク上に戻します。
7. aTV FlashをPCにインストールします。
8. AppleTVへaTV Flashをインストールします。
9. 完成!
「Setting」から「XBMC」をインストールします。
以上、終わり!
次にXBMCをメニューから選択して起動します。
あ、もう日本語化済みの写真でごめんなさいね…
「System」→「Settings」を選択します。
先ずは「Skin」→「Fonts」→「Arial Based」に設定します。
続いて「International」に入ります。
「Character set」→「Japanese(Shift-JIS)」、「Language」→「Japanese」に設定します。
これで日本語ファイル名も文字化けしないで表示しますよ!
NAS上のファイルへはSMBを利用してアクセスします。
そのためネットワークパスは「smb://IPアドレス/共有フォルダパス」とします。
動画や音楽、写真ごとにファイルパスを設定できるので、それぞれのファイルが入ってるフォルダを直接指定するのが手間を省けて良いと思う。
ボクの環境なら「smb://192.168.0.211/SAMSUNG-1/contents/」が動画になります。
音楽なら「smb://192.168.0.211/SAMSUNG01/iTunes/Music/」です。
PCで共有フォルダのプロパティ(情報)を開くと正確なパスを確認できますので、それに従って入力するのが確実ですよ。
動画の場合の設定手順です。
音楽や写真もそれぞれもメニューから入って、それ以降は同じ手順です。
「ファイル」もしくは「ライブラリ」を選択します。
ちなみに本来ならピクチャーとかミュージックなどのメニューもあります。
でも使わないし!邪魔だし!非表示にしてます!
こうした設定も可能なので使いやすくしてください。
「Add Videos…」を選択します。
メディア・ロケーションの「<無し>」と表示されてる部分を選択します。
フォルダへのパスを入力します。
「Username」「パスワード入力」を入力して「Remember for this path」をチェックします。
Remember for this pathをチェックしないとアクセスの度にユーザ名とパスワードが必要になります。
共有名をMovieなどわかりやすい名前で登録して設定完了です!
再生する時は「ファイル」もしくは「ライブラリ」から作成したロケーションセットを選択します。
あとは動画ファイルを選択すれば再生開始!
これらの操作はぜんぶiOSアプリの「Remote」で行えます。
ただし、音楽はXBMCを使うより8playerなどでDLNA経由のAirPlayとしたほう良いかな。
XBMCだとテレビを使わないと操作できないから!
LinkStationが壊れての代替措置でしたが、USB HDDをNASにしてるとは感じないほどに快適です。
これ、LinkStationをつかってたら本当にローカルHDDと大差ない快適さなのかも。
DLNA(8player等)を経由した場合、iPhoneやiPadを中継してAirPlayしてるわけです。
これだと中継してるガジェットの能力にも左右されますし、ネットワーク的にも遠回り。
それがNASから直接ファイル共有でAppleTVに転送されるわけです。
DLNAでは2560〜4000kbps程度のビットレート作成した動画をLinkStationに保存してAirPlayでした。
それ以上のビットレートだとスムーズな再生が出来なかったんですよ。
XBMCの場合、USB HDDを無線APに接続した簡易NASからでも6000kbpsも余裕で再生できました。
再生は32倍速まで可能です。
倍速から音声は消えますが、早送りはとてもスムーズです。
Remoteをタップすればタイムラグもなく標準での再生が再開します。
この辺の使い勝手がDLNAより良いんですよね。
ハードパフォーマンスは低下してても、再生パフォーマンスは向上。
予想以上、期待以上です!
しかもAppleTVを直接操作してNASから直接読み込むので、再生開始までのタイムラグも激減。
動画の再生環境として、DLNAよりかなり快適。
XBMCを終了するときは、画面左下のこの部分にあわせて選択します。
この青くなってる部分ですよ。
動画の再生環境としてはDLNAより圧倒的にXBMC(SMB)のほうが良いです。
ネックは「JailBreakが必要」「aTV Flashのコストメリット」ですね。
iPhoneやiPadの脱獄同様に、そこにメリットがあるかどうかがポイントだと思います。
iOSのアップデートでAppleTVとiPhone/iPadの新機能を試したい方にaTV Flashはオススメしません。
ボクは「AirPlayで音楽再生」「NAS上の動画再生」の2点しかAppleTVの用途がないため、AppleTVのiOSをアップデートする必要性がありません。
aTV Flashも現状ではまだβ7ですが、これもアップデートする必要を感じていません。
使いたい用途を満たせるなら、それ以上は必要ないって考えてるわけです。
その割り切りができるのであれば、aTV Flashはとても有益なツールだと思いますよ!
8player
カテゴリ: エンターテインメント
価格: ¥450
iOS用DLNAクライアント『8player』でAppleTVの本領発揮ですよ!
iOS用DLNAクライアントのベストチョイスだと思います! これがあればWi-Fiで音楽も映画もAppleTVにストリーミング可能! 3G回線にも対応してるらしいよ?
Apple TV(2nd) 4.4.2 + SeasOnPass + XBMC(20111117) インストール!
SeasOnPassでの紐付きJBとSSHからnXBMCインストールの手順です。
NASより使いやすいぞ!OS10.6.8以降が動くMacをホームサーバーに仕立てよう!
MacBook Pro (Mid2009)を共有化してiTunesサーバー(ホームサーバー)に仕立てました。 NASより用途の広い便利な1台になりますよ!
5.6MHz DSD対応のネットワーク/USB/CDレシーバー『ONKYO CR-N765』で自宅のオーディオ環境をスリム化しました
『脱AppleTV、脱AirPlay』をテーマに自宅オーディオ環境のリプレイスを行いました。音響品質はだいぶアップ、操作性はすこしダウンとなりましたが、トータルはとても満足できる結果です。
VLC Media PlayerがVLC for iOS 2.0となってiPhone/iPadに復活!
iOSにVLCプレイヤーが戻ってきました!多彩なメディアフォーマットに対応したMac定番アプリをiOSでも活用できるのはうれしいですね。
USB2.0接続のHDDケースを買って無線APに繋いでみたのです
LinkStationが壊れたのですが、無線APにUSB機器を繋げられるということでHDDを繋いで試してみました。 NASに比べると不便だけど、コストを考えるとアリかなあ。