photo credit: Apple USB Mouse, Magic Mouse / raneko
OSXには32msのマウス遅延があると言われていて、Appleのエンジニアも認めているようです。
フレームレートが60Hz(1秒間に60コマを表示する)場合、実に2コマ分の遅延が生じることになります。
もうひとつ。
OSXを日頃から併用している方には経験のあることかもしれませんが、マウスの加速度に関する違和感。
これはマウスカーソル(ポインタ)の加速計算がOSXとWIndowsでは異なっているという単純な理由なのですが。
この違和感って実はけっこう大きいのではないかとボクは思います。
それらの遅延や違和感を解消するアプリが『smoothmouse』です。
2015年2月にリリースされたsmoothmouse 1.0.10でBetterTouchToolとの不具合が解消したので使ってみました。
smoothmouseはフリーウェアです。
AppStoreからはダウンロードできないので、smoothmouse.comからダウンロードします。
ダウンロードしたファイルからインストールして、システム環境設定から設定メニューを開きます。
OSX標準以外のマウスやマウスドライバーを利用している場合、smoothmouseと相性が悪い場合もあります。
また、一部のゲームでも不具合が見つかっています。
smoothmouseを利用するに際しては、そうしたリスクについても理解の上でお願いします。
(簡単にアンインストールできますけどね)
マウスでカーソル操作する場合には『Enable for mice』にチェックを入れます。
トラックパッドで操作する場合には『Enable for trackpads』にチェックを入れます。
『Acceleration』が加速度の設定です。
Windowsと同様にする場合は『Like in Windows』
OSXのままで使う場合には『Link in OSX』
加速させず等速で動かす場合には『Off』を選択します。
『Velocity』はマウスカーソルの移動速度になります。
32msの遅延や加速度計算の差異を体感したい場合、もっとも早い設定にして比べると分かりやすいですよ。
アンインストールは『About』の画面内にボタンがあります。
日頃からOSXではトラックパッド、Windowsではマウスを使うボクのようなユーザーには気付きにくいかも。
でも、ちょっと細かい作業のときには、やはりマウスを使いたくなるボクでもあります。
それこそ1ピクセルの調整などの細かい作業を行いたいときに、これがなかなかの違和感だったのです。
そうした違和感をそこそこスッキリしてくれるsmoothmouse。
もし、同様の違和感に覚えがある方がいたら、ぜひいちどお試しください。
MagicMouseが突然バッテリー切れを主張するので「MBBInf」で余命を知るのです
MagicMouseのバッテリー残量をメニューバーに表示するツールです。 Growl通知も可能なので、突然のバッテリー警告で充電間に合わず…なんてことも避けられますよ。
Sleipnir for Mac(αバージョン)を試してみました!
Windowsでは有名な国産タブブラウザのMac版が開発されています! そのαバージョンが公開されたので早速使ってみました。
意外と知られていない?アップルストアでMacを最大10%オフで購入する方法
正規販売店や電話オーダーでも値引きが可能なのをご存知ですか? Macは10万以上のちょっとお高いお買い物ですから、試してみても損はないですよ!
iTunesのApple ID(メールアドレス)を変更してセキュリティを向上させよう!
Apple ID(iTunes)専用にメールアドレスを作成してApple IDの変更を行いました。 以前はApple IDを変更するとちょっと面倒なこともありましたが、今はとても簡単ですよ。
厚さ1mmのパッケージ!メニコンの1dayコンタクトレンズ「Magic」
世界最薄1mmのケースでパッケージされた1dayタイプのコンタクトレンズです。 パッケージデザインも秀逸ですが、1mmのケースというのがとても便利ですよね。
恒例企画!初めてMacを使う方におすすめする基本6カテゴリのアプリ選!
ブラウザ、メール、テキストエディタ、圧縮・解凍、写真管理、ウイルス対策の6カテゴリそれぞれでオススメのアプリを初心者の方を対象にご紹介。