photo credit: Recharging Danbo Power / Takashi(aes256)

久しぶりにモバイルバッテリーを買い換えました。
今回購入したのはLightningケーブルで充電できると話題になった、Aukey社製のモバイルバッテリー『PB-N30』です。
パッケージ記載のバッテリー容量は3,600mAhのため、実際に利用できるのは2,200mAh前後と考えたほうが良いでしょう。
（バッテリーはだいたい60%前後の容量までしか使えないのが多いので）
いままで使っていたモバイルバッテリーはKBC-L3AS（2,500mAh）なので、1.5倍ほどの容量増になります。

ボクが使っているiPhone 6のバッテリーは1,810mAh、iPhone 6 Plusで2,915mAhとなるので、PB-N30であればiPhone 6を1回充電するには十分な容量となります。
6 Plusの場合はPB-N30ではなく、5,000mAh以上の容量を持つモバイルバッテリーを購入するのが適切だと思います。

これでiPhone 6のバッテリーが残り10%の状態からでも100%の状態まで充電でいるようになったので、日常で使う分には必要十分な容量を確保できました。
しかし、今回モバイルバッテリーを買い換えた理由はもうひとつあります。
それはデジタルカメラへの充電。

デジカメの充電ならLightningケーブルで充電できなくてもイイじゃん！という声も聞こえてくるようにも思いますが、カメラを持ち歩いていない日に充電も給電もケーブル1本で可能というのに意味があるわけです。
いいの！これでいいの！

ボクが使っているデジタルカメラはSONY α7S。
専用のバッテリー『NP-FW50』は1,020mAhの容量で、ボクの撮り方だとだいたい150枚くらいでバッテリーが10%以下になります。
MFレンズを常用しているので、フォーカスを合わせている時間が長くなることに起因しているんですけどね。
α7Sはパッケージにバッテリーが2個添付されているので、都合300枚程度は撮影できることになります。

でも、これでも足りないことが珍しくないのです。

そのため、NP-FW50をもう1個携帯しようかとも考えたのですが、純正品だと6,000円弱のお値段。
互換品であれば半額以下で買えるのですが、NEX-7用に購入した互換版NP-FW50は劣化著しく100%充電で50枚程度しか撮影できない状態。
色々考えた結果、α7Sも最近のデジカメらしくUSB経由で直接充電が可能なので、緊急時にはコレを利用することに。

NP-FW50は1,020mAhなので、実用2,200mAh前後と思われるPB-N30なら2回分の充電に相当します。
NP-FW50（約50g）よりPB-N30（約100g）のほうが2倍ほど重いけど、50g程度なら荷物的には誤差だと思うことにしています。

ただし難点も。
他社カメラでも同じ仕様のカメラはあるようですが、α7シリーズもUSB経由での充電中は撮影が行えません。
これは痛い。かなり痛い。
そもそもの状況として撮影を継続するための予備バッテリーなのに、その予備を充電するためには撮影できないという根底を覆してしまう矛盾。

そこで購入しちゃったのがNP-FW50対応互換USB充電器です。
モバイルバッテリーは常に携帯しているものだし、充電器は798円だし。
NP-FW50を買い増すよりは安価で軽いから……

PB-N30とUSB充電器の組み合わせでNP-FW50を充電した場合、約3時間で20%→100%まで充電できました。
この充電器はNP-FW50が外れやすいのですが、そこでPB-N30の薄くて平面な形状がとても活きてきます。
輪ゴムでまとめれば万事解決！しかも携帯しやすい！ケーブルも短くて済むから抜けにくい！

ミラーレスカメラのユーザーは、モバイルバッテリーと併せて携帯しておくと重宝すると思いますよ。