澤田みかん山さんのデコポンは減農薬とのことなので、せっかくだからマーマレードを作ってみたのですよ。
初挑戦なんですけどね。
店で買うのに比べても圧倒的に美味しく仕上がりました。
自画自賛でもかまわない！どうも、鰐です。

材料と下準備

デコポンは大玉よりは小さめのほうが皮が薄いので作り易いと思います。
砂糖は三温糖などのクセのあるものより、上白糖などが向いてると思います。

調理器具
琺瑯鍋・・・・・・・・なければステンレス鍋でもOK
ガラスボール・・・・・なければステンレスで
ザル
フードプロセッサー・・ミキサーとして使えれば
材料
デコポン・・・・・・・900g（3玉〜4玉）
グラニュー糖　・・・・300g〜400g（甘さの好みで）

鍋に色移りしちゃうので琺瑯がベストです。
なければステンレス鍋でもOKだと思います。
フードプロセッサー（ミキサー）があると簡単ですよ。
ザルとボールは1つずつ用意してください。
そして、小さい皿を冷凍庫に入れておきます。
この皿が後で大事。

デコポンは酸味もあるし甘味もあるので、レモンとかは不要だし砂糖も少なくてOK。

剥いて刻め！

当たり前だけど皮を剥きます。
実のほうは白い筋とか硬い部分だけざっくり取り除きます。

剥いた皮は30〜40mm×1mmくらいで刻みまくります。
すげー疲れますけど、全部やります。
皮の裏の白い部分もそのままで刻みます。
刻み終わったらボールに皮を入れてひたひたに水を入れて、ざっぱざっぱと揉みます。
ちょっと柔らかくなったかな？水に色がついたね？ってくらいでOK。

皮を下ごしらえする

琺瑯鍋に揉んだ皮を入れてたっぷりと水を入れます。
水くらいケチらずに完全にかぶるまで入れましょう。
強火で遠慮なく茹でます。
沸騰するとアっと言う間に水が黄色く灰汁が出まくるので、ザルにあけて湯を捨てます。
鍋をざっと洗って、また皮を戻して水入れて沸騰させて……を繰り返します。
これが茹でこぼし。
3回くらい繰り返すと、だいぶキレイになってくるので皮を1本食べてみよう。

苦味を感じなければ最後に軽く茹でます。
最後の茹では水を捨てないで、ボールに茹で汁を残しましょう。

実を下ごしらえする

フードプロセッサーを用意します。
実を1房ずつにわけて皮ごとミキサーにいれてジャジャジャジャっと刻みます。

これを軽く漉して飲んだらスゲー美味かったけど飲み過ぎ注意。
でもマジ美味いから少し飲んでみることをオススメ。

煮る

まず実のジュースを琺瑯鍋に入れて煮ます。
沸騰するまではやや強火。沸騰したら中火で。
灰汁がババンバン出てくるのでさっさと掬ってキレイにします。

白い灰汁と黄色い泡みたいのが出て、黄色も灰汁なのかわからないけどマーマレードには不要に思ったのでボクはそれも掬い取りました。
灰汁がなくなったら皮と砂糖を入れます。
砂糖の量に怯えながら。

火は弱中火で。
ゆっくり混ぜながら煮詰めていきます。
水かさが3/4〜2/3くらいにまで減ったら良い感じのトロミが出てるはず。
沸騰の泡が大きくなって膜張ってるみたいな感じになってくれば具合ヨシです。
煮詰まってるのにトロミが足りない時は、皮の茹で汁を大さじ1杯ずつ足してください。
ペクチンが溶けでているのでコレで粘度が高くなってきます。

この辺の作業をしながら、瓶を煮沸しておきます。
煮沸の手順は…割愛。

仕上がりを確認する

いよいよ冷凍庫で冷えている皿を取り出します。
そこに少し鍋の中身を入れて冷やします！
これで冷えた時の粘度が確認できます。
マーマレードの粘度にまで煮こむと、冷やしたら硬いゼリーみたいなもんかも。
なので、この工程は何度か試すのをオススメします。
お皿が温まってきたら、冷凍庫で少量冷やすのでもOKですよ。

残念ながら興奮してて写真とるの忘れました。