aLOKSAKについて検索すると、方々で謳われているのが『MIL-Spec（ミルスペック）』
MIL規格だから本当はMIL-Standardが正しいんですけど、なぜミルスペックで定着したんだろ。
ミル規格というのは簡単に言えば『米軍の求めるタフさはこの水準だよ』という規格のこと。
ちょっとやそっとのタフさじゃU.S.NAVYは満足しないぜ！みたいな。

たしかにパッケージにも『MILITARY GRADE』の誇らしい印刷があります。
でもどこにも『MIL-STD-810（器材に対する環境耐性を決定するための試験方法）』合格とかは書いてない。
ようするに、品質は規格に準拠したテストも行ってるけど、公的な保証があるわけじゃないと。
ああなるほど、MIL規格に合格してないけど相応の性能があるからMILスペックなのか。

それでも『60m防水』とか『-40度でも品質影響なし』とか、スマホケースとしての性能は必要十分。

いままでいくつものジップロック的な防水ケースを使ってきたボクですが。
壊れるときはだいたジップ部分の接着から剥がれてくるんですよね。
LOKSAKの特徴は、そのジップ部分の補強にある！と言えるでしょう。
触った感じからもしっかり補強されているのがわかります。

こういうわかりやすい部分をタフにするのがミルスペックのポイントだとしたら。
なかなか消費者にうれしい選択基準になりますね。

本体には誇らしげにいろいろプリントされてるのがなんとなくミルスペック風。
ミリタリー系ってよくわかんないところにやたらとプリントしてませんか？
でもiPhone5を入れてみると、ちょうど液晶部分にはかぶらないポジションにプリントされてます。
サイズ感はiPhoneにジャストサイズといったところでしょうか。

素材としてはジップロックよりいくらか厚さがあるかもしれないけど、防水ケースとして薄い気がします。
でも薄さのおかげでとても持ちやすいし、フリックした時の感触も良好です。

二重のジップを採用したスマホ用防水ケースが多い中で、aLOKSAKは一重のジップ。
しかも柔らかくて閉じやすいジップだから、使ってて自然と開いちゃうんじゃ……と心配にもなったり。
だけど今のところ開いちゃうことはないですし、その危険を感じたこともありません。
常識的に使ってる限りは勝手に開くことは（ほぼ）ありえない、と信じて大丈夫な感じですね。

aLOKSAKにiPhone5を入れて風呂で使ってるとき、湯船に落としてみたけど問題なし。
お湯でナイロンがフニャフニャになったりもしないので、防水ケースの性能は必要十分です。