iPad3を買って新聞リーダーにしようかな計画の我が家。
どうも、鰐です！

ものすごい今更なことでもあるんですけど、iPadで新聞読もうかなあと。
そう思ってからいろいろと調べてるんですけど、ヒドイもんですね。
アプリとして使いやすそうなのは、産経だけですよ。
でもいくら使いやすいからって産経メインはちょっとアリエナイ。
朝日とか毎日とか、読みやすさとか考えて作ってるんでしょうか。
新聞紙面のレイアウトって、あれが完成形だと思うんですよね。
文字の大きさとか枠の使い方とか。
情報の重要性と適切に連動していてとても分かりやすい。
あの形に至るまでの試行錯誤をもっと大事にしてもらいたいものです。

まぁしかしそんなことよりも驚いたのは。
日本経済新聞ってiPadで読めないのね！知らなかった！
iPhoneで新聞とか苦行ですよ。
そんなことをTwitterで呟いたら教えていただいたのです。
MasterPeace 21 – 今春、あの「日経電子版」がiPadアプリをリリース

ところが、近々リリースされるであろう日本経済新聞のiPad版はなかなか良さそう。
iPadらしさは皆無ですが、やっぱりこのレイアウトが正解だと思います。

　iPadで新聞紙面が読める専用のアプリケーション（アプリ）を、今春に提供する計画です。紙をめくるような感覚で朝刊と夕刊の紙面を閲覧できます。記事保存や検索といったデジタルならではの便利な機能も備えます。「新聞の新しい読み方」を体験してください。
　指先を画面に触れるだけで、ほとんどの操作ができます。画面上の紙面イメージを指で左右に動かして、次や前のページに移動。２本の指の間隔を広げたり狭めたりすることで、紙面の大きさを思うように拡大・縮小できます。読みたい記事を、指先で「トントン」と２回タップすれば、自動的に記事が拡大されます。
　この状態で、さまざまな機能が使えます。「保存」ボタンを押すと、切り抜いたイメージのままiPadに保存。あなただけのスクラップブックが作れます。電子版の有料会員間で記事を共有したり知らせたりできますので、ビジネスで活用する幅が広がります。iPad対応プリンターがあれば、ケーブルを接続することなく記事を印刷できます。

「日本の新聞」としてはこのレベルでも新しく画期的ですね。
記事をスクラップしたり記事の共有もできるというのは良いかも。
新聞記事をスクラップするのは経過観察を行うのにとても有益。
Evernoteなどと連携できればかなり有用な情報ツールになるんだけど。

「地域経済面の提供」も行われるそうです。

　国内総生産（ＧＤＰ）のおよそ８割は、東京都以外の道府県によるものです。日経電子版はこうした実情をふまえ、有料会員限定サービスとして、全国各地の地域経済ニュースを大幅に拡充します。
　紙の日本経済新聞では北海道から沖縄までを約20の地域にわけ、それぞれの地域で「地域経済面」を編集しています。これまで電子版のパソコン向けサービスでは、東京地域（首都圏）の紙面イメージを提供してきましたが、今春以降、各地の地域経済面の紙面イメージを一覧できるページを新設します。それぞれの記事を切り抜きイメージで印刷もできます。
　またiPad向けのアプリでも、順次、地域経済面の提供を始める予定です。

これは本当に大事ですし、かなり有益ですね。
前述のスクラップもそうですが、こうした紙媒体との差別化はうれしいポイント。
これでこそ、ちょっと高い購読料にも納得できるというものです。

日経がこうした動きを始めたことで、朝日や毎日がどう動くかも興味あるところ。
あと、今春って具体的にいつなのかも興味あるところ。
気になる点で言えば、掲載広告はどうなるんだろう。
紙と同じ広告が載ると面白いんですけどね。
広告もその時々を窺い知る大事な情報源だと思うのです。
「経済新聞」であれば、経済活動の重要なキーである「広告」も大事に扱って欲しいところ。

まずはとにかくリリースを楽しみに待ってみようかな。

日経電子版特集：「iPadで紙面まるごと読める　全国の地域ニュースも」