iOS7にアップデートしてからまだ1日しか経っていませんが、使ってみた感想としては『良い!』ですね。
日本語環境(入力)や、無駄なアニメーションなど改善を求めたい部分もあります。
全体としては、見た目の変化だけでは終わってない手応えを感じられるOSだと思います。
特に驚いたのは標準アプリの使いやすさですね。
iOS6の標準アプリは、AppStoreで購入するアプリと機能面・デザイン面で劣ると感じていたボク。
多少高くても、使いやすいアプリを選びたいから購入にも積極的でした。
だけどiOS7の標準アプリは違いますね。
たくさんのアプリがインストールされてきますが、そのどれもがとても良い感じにアップデートされてます。
すばらしいアップデートを遂げた標準アプリの使用感と、それらの代替にオススメするアプリをご紹介。
オススメアプリはできるだけ無料のものを選んでみました。
これからiPhone5sやiPhone5cで、はじめてiOSに触れる方のお役に立てれば。
まずはミュージック。
アートワークが表示されるメニューが増えて、とてもわかりやすくなりました。
こうしたリストを見るときにはフラットデザインの思想というのは使いやすいと感じますね。
無駄な装飾がないだけで、必要な情報(ミュージシャン名やアルバムタイトル)が際立ちます。
すこし期待していたのですが、音質的な変化はないように感じます。
ただ、ボリュームが少し大きくなったというか、録音の音量に反応するようになったような…
曲によってボリュームの大小がありますが、iOS6のときより、その差が大きく感じました。
気になる場合は『設定→ミュージック→音量の自動調整』を有効にしましょう。
イコライザーもiOS6から変更ないようです。
音質にもっとこだわりたい方は、AppStoreからダウンロードするのをオススメします。
無料であれば音響メーカーのDENENからリリースされているアプリが面白いですよ。
大きな変更があったアプリといえばSafariです。
『<(戻る)』『(進む)>』をタップのほか、画面の左右からフリックしてもページを送れます。
フリックで操作できることが増えると、片手で扱いやすくなるから良いですよね。
アドレスバーと検索バーが統合されて、ページ上部がとてもスッキリしました。
アドレスバーはページのスクロールに合わせて小さくなり、メニューは非表示になります。
これにより4インチの画面サイズを最大限に活かした閲覧が可能に。
わずかな広がりですが、見た目にもすごい広く感じるので、かなりアリですね。
ブックマークしているホームページのアイコンも、わかりやすくて良いです。
Safariユーザ(とくにMacユーザ)であればiCloudを経由したブックマークの共有が便利。
リーディングリストを活用すると、読みかけのページを共有するのも簡単です。
PCでGoogle Chromeをメインブラウザにしている方は、iOSでもChromeを使うのが便利かも。
Googleアカウントを登録するだけで、いくつかの情報が共有されますよ。
iPhoneで注目されるのはやはりカメラ。
iPhone 5sではLEDも改良されましたが、iOS7のカメラアプリもかなり改良されています。
『動画』『写真』『スクエア』『パノラマ』に切り替えが、とてもスムーズになりました。
被写体を見ながら撮影サイズを簡単に切り替え可能です。
フレームの9分割も構図を作るのに水平・垂直を作りやすく便利です。
そして標準アプリにも9種類のフィルターが搭載されました。
フィルターは選択画面でも実際の被写体をプレビューしながら選ぶことが可能です。
標準カメラでは、撮影後にフィルターを施すのではなく、フィルターを施した状態で撮影します。
どのフィルターで撮るとどうなるか、プレビューしながら選べるのが楽しそうでしょ。
しかし残念なことに、そしてボクにとっては致命的なことに、焦点と露出を分けることができない。
これを分けられると、撮れる写真のクオリティは1ランクあがるのです!
いまAppStoreで購入できるカメラアプリの多くは焦点と露出を分けることが可能。
ボクのオススメは『Pro Camera 7』
iOS7に最適化されたアプリで、もちろんフラットデザイン。
さらにリリース記念の期間限定特別価格で販売中です。
ボクがいちばんうれしかったのが、この写真アプリ(カメラロール)。
いままではすべての写真が並ぶだけでしたが、標準アプリでも撮影条件で振り分けされるように!
分類は専用アプリに比べると大雑把ですが、いままでに比べれば格段に使いやすくなってます。
写真アプリでも、カメラアプリと同様のフィルターを施すことが可能です。
写真アプリのフィルターは、この他にも赤目の補正やトリミング、自動補正などが備わってます。
だけどまだまだ写真管理としては専用のアプリを購入したほうが効率的です。
とくに撮影枚数の多い方は、分類が大雑把だとあまり実用的とは言えないと思います。
いままでは『TapCal』というアプリを使ってスケジュール管理をしていました。
iOS7では標準のカレンダーアプリを使って行こうと決めました。
いちばんのポイントはアイコンですね。
iOS6の標準カレンダーでもアイコンに日と曜日が表示されたけど、iOS7のカレンダーは表示具合がとても良い!
アプリとしてはGoogleカレンダーとの同期が可能です。
PCからはGoogleカレンダーから、iPhoneからはカレンダーアプリから更新・参照すればOK。
iPhoneで追加したスケジュールは、ほぼリアルタイムでGoogleカレンダーに反映されます。
Googleカレンダーでタスクも活用している場合は、AppStoreから購入するほうが良いです。
iOS7標準のカレンダーアプリではタスク管理までは難しいので。
最後は天気です。
表示される情報量はいままでと変わりないと思いますが、見た目がどても良い。
ボクはできるだけ余分な情報が表示されないのが好き。
それがフラットデザインであれば、余分な広告や修飾はいままで以上にジャマになります。
自宅のある埼玉と職場の東京など、天気情報は複数の場所を登録することができます。
夏場などはゲリラ豪雨などへの警戒も大事。
だけど、この天気アプリではリアルタイムの情報や、ピンポイントの予測は難しいです。
そのため、アメッシュやアメミルのような降雨状況をリアルタイムで見れるアプリの併用をオススメ。
とくにアメミルは日本全国の降雨情報を見ることができるので便利ですよ。
iCloudやGoogleカレンダーに対応したMacOS用カレンダーアプリ「Fantasical」が良い感じです
iCloudやGoogleカレンダーアカウントに対応したMacOS用カレンダーアプリです。 コンパクトで見やすく、とても使いやすいアプリでオススメですよ。
Googleカレンダー同期のスケジュールアプリ「TapCal」でリマインダー通知を
Googleカレンダー同期のスケジュールアプリです。 ド定番のアプリですが、やはりこのアプリは逸品なのでご紹介&オススメ。
Safari以外でリーディングリストを使いたいなら「My Reading List」が便利ですよ
Google ChromeやFirefixでリーディングリストに登録したサイトを閲覧したい場合にとても便利です。 リーディングリストのためだけにSafariを使ってた場合には重宝すると思いますよ!
Safariに拡張機能を入れて使いやすくカスタマイズしてみました
iCloudやiOS5との連携を最大限に活用するにはSafariが必要だけど、ちょっと使いにくい部分もある。 そんなSafariを機能拡張で使いやすくカスタマイズしましょう!
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