ドライブレコーダーを購入しました。
何が起こるかわからない日常の中で、何かのトラブルに見舞われたときに、もし役立てばという保険の目的で設置を決意したのですが、どれを買えば良いのかまったくわからないので、ドライブレコーダーが必要となる状況や撮影する状況を想定して製品の選択条件を絞り込みました。
ドライブレコーダーでもっとも重要なのはレコーダーの性能ではなく、記録媒体(microSD)です。
しかしmicroSDに限らず、どんな記録媒体でも必ず壊れます。
特にドライブレコーダーはフロントガラスに取り付けるわけで、真夏の炎天下はSDカードにとって最悪のコンディションになるはず。
そのため、予備を含めて常時複数枚のmicroSDを用意しておきたいので、1,000円以内で購入可能な16GBのmicroSD3枚用意することに。
1枚はドライブレコーダー内、1枚は車内予備、1枚は自宅予備にしています。
ドライブレコーダーの撮影範囲は120°前後(デジタルカメラのレンズに換算すると13~15mm)が主流のようです。
デジタルカメラでパノラマ撮影をして実験したところ、5m先のナンバープレートを識別可能な画素数は250万画素以上でした。
画素数があまり大きくなるとデータサイズも巨大になりますが、16GBで1時間の撮影とした場合、300万画素程度であれば録画可能な計算になります。
いくつかの製品レビューを読む限りでは、路面の凹凸に反応する場合も多いらしく、機能を無効にして利用するユーザーも少なくないようなので不要と判断しました。
自宅マンションでも外出先でも共用の駐車場を利用しているので、モーションセンサーを有効にすると毎日どれほど撮影されてしまうかわかりませんし、バッテリーが干上がっても困るのでモーションセンサーは不要と判断しました。
録画地点の情報が残るのは有益なのですが、メーカーも「カーナビのGPSとの影響を抑えました」と書いている以上はカーナビのGPSに何かしら悪影響が生じるわけで、ドライブレコーダーよりもカーナビのほうが重要なのでドライブレコーダーにGPSは不要と判断しました。
カメラを暗いところから明るいところへ急に向きを変えると、画面が真っ白になってから徐々に正常な風景に戻りますが、走行中のドライブレコーダーでも、人間の目でも同様のことが起こります。
おそらく、この真っ白の瞬間こそが録画されているべき瞬間のひとつのはずで、HDRは真っ白になってしまう時間を短くしてくれる機能です。
「スーパーキャパシター」「非常用電源」「内蔵電池」など、メーカーによって名称は異なりますが、機能としてはほぼ同じです。
事故の瞬間まで鮮明に録画できるカメラだとしても、事故によってエンジンが停止した車は電力の供給も止まってしまうので録画も停止します。
もっとも重要な「事故直前直後の映像」が記録されるように、ドライブレコーダー自体でもバッテリーを持っている製品が重要です。
西日本は60Hzの電源周波数になるため、30fpsのレコーダーでLED信号を撮影すると消灯しているように録画される可能性があります。
KENWOODなど一部メーカーにある「西日本対応」と書かれた製品は、フレームレートを27.5fpsにすることで東西どちらにも対応したドライブレコーダーとして販売しています。
東日本ではあまり問題にならない部分ですし、自分の車で西日本エリアへ向かうことは滅多にないことから不要と判断しました。
以上の条件から絞って、「比較的コンパクト」「iPhoneで動画の確認ができる」「安い」などのポイントも加味した結果で購入したのが「Yupiteru DRY-WiFiV1c」です。
GセンサーやGPSが必要だと判断していれば、上位機種のYupiteru DRY-WiFiV5cを選択していたかもしれませんが、DRY-WiFiV5cが23,000円前後に対してDRY-WiFiV1cは11,000円と半額以下で画質などは同等というお得感っぷり。
KENWOOD製のKNA-DR300も候補に残りましたが、不要な機能と本体の大きさ、そして価格でDRY-WiFiV1cに決めました。
後継機種のKNA-DR350はフレームレートが27.5fpsとなっているので西日本在住の方にも良い機種だと思います。
DRY-WiFiV1c(DRY-WiFiV5c)の特徴はWi-Fiを内蔵しているので、専用アプリでドライブレコーダーの設定変更をしたり、録画した映像をスマートフォンで確認することが可能です。
iPhoneにはmicroSDを挿し入れることができないので、Wi-Fi接続が可能というのはかなり便利。
ただしWi-Fiでの転送速度は遅いし、ドライブレコーダー側のWi-Fiを常時オンにしているとスマートフォンからインターネットへ接続できなくなってしまうため、必要なときだけドライブレコーダー側のWi-Fi機能をオンにするのが良いです。
実際に録画した動画を見た感想は「過不足ない」といったところ。
5m先のナンバープレートは可読率70%くらいで、特に対向車のナンバーを読み取るのは厳しいです。
街灯もまばらな暗い夜道ではヘッドライトだけでの撮影はかなり厳しいです。
しかしいずれの課題も、レンズの大きさや画素数の問題なので、いずれのドライブレコーダーであも大差なく課題になると思います。
『Yupiteru DRY-WiFiV1c』はコレがすごい!というウリのない「予算10,000円くらいで購入できる製品の中では無難な製品」というのが使ってみた実感です。
無難すぎて絶賛オススメもむずかしい製品ですが、無難=堅実とポジティブに考えれば、無難もアリじゃないかなと思います。
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