crocodile notebook

feedly feedburner google+ twitter facebook creative commons BY:2.1 プロフィール


170130-0001

2016年夏にGoogleから通知があった通り、今後GoogleはすべてのWebサイトに対してSSLが標準となることを望んでいて、その通知に含まれていた通りに2017年1月にリリースされたChrome 56では「安全ではないサイト」に対しての警告表示が実装されました。

Google Chrome 56でWebサイトにアクセスした場合、SSL暗号化が施されていないページにパスワード入力項目が設定されていると、アドレスバーに警告が表示されるようになりました。
現在はinput type=passwordが設定されているページだけの警告であり、パスワードも従来通りに入力可能です。

同様の警告はFireFoxでも実装されており、次のバージョンにあたりFireFox 52ではより明確な(より強い?)警告を表示するようになるとも言われています。

StatCounter-browser-as-monthly-201610-201612-bar

アジア圏のブラウザシェアを見ると、Google Chromeが50%。
いまは『パスワード欄に対してのみ』になっている警告も、将来的にはどのように扱われていくかわかりません。

当ブログでもとりあげているLet’s Ebcryptのような無償SSLを活用するにはVPSなどのサービスを利用する必要がありますが、XSERVERなどのレンタルサーバーにはLet’s Encryptを利用する機能が標準で提供されているケースもあります。

今後GoogleがSSLによる保護の標準化をすすめていくと考えれば、警告の段階で対応をすすめるのが望ましいでしょう。


Chrome56からSSLで保護されていないWebページでパスワード入力を求めると警告が表示されます

UPDATE: 2017.01.30
, ,




併せ読みに選ばれている
記事はこちらのようです

年額790円から、3ヶ月期限であれば無料まで。個人や個人事業主にオススメのドメイン認証SSL

年額790円から、3ヶ月期限であれば無料まで。個人や個人事業主にオススメのドメイン認証SSL

個人や個人事業主などの方でも導入しやすい安価なSSLのご紹介。3年契約で年額790円から、3ヶ月毎の更新手続きすれば無料で利用可能なSSLも。

Google Chrome for iOSがAirPrintとGoogleクラウドプリントに対応

Google Chrome for iOSがAirPrintとGoogleクラウドプリントに対応

Google Chromeがアップデートで印刷機能が追加されました。 印刷メニューからはPDFの作成も可能になったので、Chromeの用途が広がりますね。

Safari以外でリーディングリストを使いたいなら「My Reading List」が便利ですよ

Safari以外でリーディングリストを使いたいなら「My Reading List」が便利ですよ

Google ChromeやFirefixでリーディングリストに登録したサイトを閲覧したい場合にとても便利です。 リーディングリストのためだけにSafariを使ってた場合には重宝すると思いますよ!

MacOSにRamDiskを作成して諸々高速化してみました

MacOSにRamDiskを作成して諸々高速化してみました

SSDに入れ替える予算もないので、RamDiskを作成してgoocle chromeの起動を高速化してみました。 いろんなアプリもできるので、試してみる価値あり?

無料のSSL発行機関『Let’s Encrypt』を利用してブログへのSSL通信対応が完了しました

無料のSSL発行機関『Let’s Encrypt』を利用してブログへのSSL通信対応が完了しました

2016年4月に正式サービスを開始した無償でSSL証明書を発行する機関『Let’s Encrypt』を利用して、当ブログもSSL対応しました。

Google Chromeの自動アップデートをオフにする方法

Google Chromeの自動アップデートをオフにする方法

Google Chromeの自動更新を停止する方法です。 主にはMac版向けの記事ですが、Windwos版の方法も記載しています。