夫婦揃っで花粉症でシーズンがズレでるがら空気清浄機ずげえ大事なの！
どうも、鰐でず！

そんな夫婦なので狭小マンション住まいながら空気清浄機が2台動いてたり。
ネコ対策の脱臭機まで動いてたり。

使ってる空気清浄機は定番の『プラズマクラスター』とワーナー・マイカルでお世話になってます『ウイルスウォッシャー』の2シリーズ。
仕組みは違うけどどちらも効果はありますよってところは最初に宣言しておきます。

その上で省スペースなら『プラズマクラスター』、とにかく清浄なら『ウイルスウォッシャー』をオススメしたいという結論の記事です。
※空気清浄機のプラズマクラスターであり、イオン発生器シリーズや加湿機能付きについては試していません。

そんな2台で我が家も今年の花粉シーズンを乗り越えたところで、使用感をレビュー！

プラズマクラスター

使っているのは2009年モデルのFU-Y43CX-Wになります。
後継機はFU-Z51CX-Wでしょうか。
でもコレよりちょっと効果範囲が狭いんですけどね。
価格差からすると加湿機能付きKC-Z45-Wのほうが良いかもしれません。
メーカーも加湿機能付きに主力をシフトしてる感じですし。

操作は風量の調整くらいで、とても簡単。
1台の空気清浄機を家中で移動して使うならプラズマクラスターが良いと思います。
ただし！加湿機能が付いていると3kg以上重くなるのでFU-Zシリーズでの場合です。
部屋サイズに応じて製品展開が豊富なのもありますが、12畳サイズでも片手も持ち歩ける程度の大きさですから無理に小さいのを買わなくても良いと思います。

大きいことのメリットは空気清浄化までの時間が短くて済む！コレです。
これ以上のメリットはないですよね。
また、24時間運転していても大きいほうが能率が良いです。
省電力で効果が高い。
ウイルスウォッシャーは水を使うので24時間運転には水切れのリスクがあります。
プラズマクラスターは加湿機能付きモデルでも空気清浄機能だけで運転できるのが良い！
ただ難点は、ちょっと耳障りな音がある点。
リビングなどではそれほど気にはならないですが、寝室では気になる音でした。
高周波のキーンとした音なので、低周波よりも気になる方は多いんじゃないかな。

メンテナンスは後述のウイルスウォッシャーと比べるととても簡単。
週に1回くらい掃除機で背面のフィルタを吸い取るくらいでだいたい完了。
月に1回くらいは中のフィルターも掃除機で軽く吸い取れば十分な程度です。
脱臭フィルターも水洗いできます。
あとはフィルタの交換サイクルで買い換える感じですね。
それも10年ですから、ほぼメンテナンスフリー。

● 宅内を持ち歩いて使いたい
● 24時間運転したい
● 加湿機能はなくても良い
● イオン発生器から生じる小さいノイズが就寝時などにはちょっと気になる

ウイルスウォッシャー

製品はABC-VWK60C(W)になります。
スペックで比較するとプラズマクラスターはKC-Z65-Wが同等製品になります。
実売価格もほぼ同じですね。

大きいです！重いです！
11kgを超えます。
KC-Z65も9.5kgあるので、このクラスになると持ち歩くというのが想定しないほうが良いです。
ただ、ウイルスウォッシャーは「水で空気を洗う」ので、常に水が必要になります。
そのためどうしても重いし、タンクも大きくなるんですよね。
しかし、加湿機能もついてますし、空気の洗浄能力はすばらしいです。
寝室は6畳ほどですが、静音運転で十分に機能を果たしてくれます。

プラズマクラスターは（1ランク下ですが）自動運転にしてると突然暴風が吹き荒れてうるさい…
運転音は（静音モードの場合）とても静かです。
プラズマクラスターのような異音もありません。
静音モード以外では風の吹出す音が相応にしますが、これは当然なので比較してもしょうがないです。
むしろ、静音モード以外では十分な風量があるので効果も早いです。
寝てるときの騒音ですから、その違いはすごい大きいです。
ただし、加湿機能を使うとそれなりの音がでます。
洗濯乾燥機の低い音が小さく鳴ってるような音なので、高周波で耳障りな音とは違います。

メンテナンスは前面に活性フィルタと、側面にタンクとフィルタがあって、それのクリーニングです。
クリーニングの時期はランプで教えてくれますが、汚れ具合ではなくて時間で通知のようです。
マニュアルには2週間でクリーニングと書かれていますが、利用時間にあまり左右されずに通知されます。

タンクを外してトレーを引き出すとフィルターがあります。
水で押し洗いするだけですから簡単だけど、月2回はちょっと手間ですね。
でも、洗うと浮き上がってくるこまかいホコリなどはちょっと驚きました。
洗えるフィルターは2つ、10年買い替えが1つの3層フィルターになります。

『空気を洗う』のコピー通り、電解水ミストが常に放出されるので水が必要になります。
ただ、本当に微量なので湿度があがるほどではないです。
逆に部屋を閉めて置くと気化熱で部屋がすこし涼しくなるように感じます。
ワーナー・マイカルの映画館に入ったときに感じる潤った冷たさ、あの空気を少し感じることが出来ます。
電解水は次亜塩素酸水というものが含まれた水分です。
これは医療現場でも導入されているもので、安全性と効果がより高いことの証明とも言えるんじゃないかな。
哺乳瓶の消毒でご存知のかたもいると思います。
食品添加での安全性も保証されてますし。
空気洗浄だけではなく、脱臭能力もプラズマクラスターより良いと思います。

● 据え置き利用で問題ない
● とにかく空気清浄と脱臭をがんばって
● メンテナンスの手間は多少なら大丈夫
● 家庭用空気清浄機としては大型なのでインテリア性はちょっと悩みどころ

プラズマクラスターとウイルスウォッシャー

脱臭性能を重視したければ富士通ゼネラルプラズマイオンUV加湿脱臭機 DAS-303Wなどを導入したほうが効果大です。
うちにはコレの前モデル『DAS-301R』が猫トイレ対策で稼働していますが、空気清浄機とは比較にならないほどに脱臭します。
そのかわり空気はほとんどキレイになりません。
空気清浄機の脱臭機能は機能の延長上であってオマケだと思ったほうが良いです。

その上で。
大きさ重さが問題なければウイルスウォッシャーのほうが効果大！だと思います。
体感できるレベルで空気がキレイになります。
もちろんプラズマクラスターでもキレイにはなりますが、例えば花粉シーズンの起床時。
すなわちモーニングアタックです。
これがぜんぜん違いました。
プラズマクラスターの時はどうしても鼻詰まりもあるし、うがいをすれば黄色っぽくなるし。
ウイルスウォッシャーにしてからは多少はあるけど以前よりぜんぜん楽になりました。

もちろん年式や稼働日数の違いもあるかもしれませんが。
我が家の体感ではウイルスウォッシャーのほうが優れていると感じています。

知っておきたい空気清浄機

仕組みは違いますが、どちらもOHラジカルというのが含まれているそうです。
これは活性酵素の一種です。
たくさんある活性酵素の中でも、とびきりに強力なのがOHラジカルらしいです。
だからこそ空気中のウイルスなどに効果的なわけです。
しかし活性酵素は大量摂取してしまうと肌荒れやアトピーにもなりかねない、ちょっと怖いものです。

ただし！メーカーはそんな影響があるほどではないし安全だよ！と言ってますし、空気清浄機から排出される程度の量で健康被害になることも滅多にないと思います。
だから元々皮膚疾患などがない方はどちらを選んでも大丈夫だと思います。

それでも。
プラズマクラスターは出力を上げればオゾンを生成する可能性があります。
イオン生成には放電が必要で、これの出力が上がるとオゾンが発生するはず。
オゾンの健康被害はちょっと前に話題にもなってます。
ウイルスウォッシャーはカルキ臭さが多少出ます。
匂いに敏感だったりアレルギーのある方は避けたほうが良いです。

うちには猫がいますが、どちらの空気清浄機も気せず近寄ります。
平気な顔して近寄っていきます。
たまに上を歩くくらいに気にしてません。
ですので、そこまで神経質にならなくても平気なんだと思います。

およその方には特に影響はないとしても、敏感な方や乳幼児には多少の影響があるかもしれません。
ペットが猫とかではなく、フェレットやインコなどの小動物だとまた違うかもしれません。
その上でどちらかであるなら、ボクはやはりウイルスウォッシャーを使います。
理由は単純に、医療現場に導入されている実績です。
もし悩むのであれば、そうした実績に頼るしかないですからねえ。