iPhone4Sは高精細な写真が撮れるからこそ、自分のイメージした絵により近づけたくなりそう。
どうも、iPhone4ユーザです！
4Sのこと知ったかぶってみました。

iOSの写真フィルターアプリはプリセットから選ぶか、そこに多少の調整を施すのが多いです。
それは簡単だし一定のクオリティを得られるので重宝しますが、慣れたら自分流にアレコレしたい！
そうなりませんか？

そんな時に便利なのが「FilterStorm」です。
でもちょっと難しい。

まず、基本的な使い方は開発者自ら動画にしているので、これを参考にしてください。
ポイントは「マスク機能」ですね。
簡単にマスク機能を説明すると「写真の一部にフィルタを施せる」機能です。
複数のマスクを組み合わせれば部分的に異なるフィルタを幾重にも重ねることができます。

多くのアプリは写真全体にフィルターを施します。
でも例えば空の青さと海の青さを同じフィルターで加工するのはちょっと違う。
土の湿った茶色と樹皮の乾いた茶色を同じフィルターで加工しるのもちょっと違う。

そのちょっと違うに対してマスクを使ってこまかく調整する。
そうして元の写真を自分の好みにより近づけやすくなるわけですね。
慣れるまでは大変ですが、これがけっこう楽しいのです。

基本はカメラロールからの読み込みになります。
他のカメラアプリで撮影したものを取り込むわけですね。
カメラアプリはCamera+ (￥85)やプロカメラ (￥250)がオススメ。
焦点と露出を個々に設定できると写真の質がぜんぜん違ってきますよ。

写真の一部を切り抜き（クロップ）したり、回転させたりといった加工をします。
ちょっと斜めになった写真を垂直にして余分なところを切り落とす…などの作業ですね。
FilterStormは色の調整がメインのアプリですが、構図こそが写真のキモ！
だからこの機能はとても大事。

たとえばクロップもわかりやすい画面だと思います。
この操作は動画にもありますので、是非ご覧ください。

そしてフィルター類です。
コントラストやホワイトバランスなど、基本的なメニューは揃っています。
またボカシ処理や露出補正などPCの写真補正アプリ同様の機能も備わってます。

例えばコレはコントラスト調整をしている画面です。
左右に分割されてフィルターの具合がリアルタイムで確認できます。
フィルターの結果がリアルタイムに反映されるアプリは多々ありますが、左右分割してるだけでわかりやすい！
もちろん元写真とフィルター後の左右を入れ替えたり、全面をフィルター後にすることも可能です。
その操作も1タップでOK！

そしてこのアプリ最大の特徴であるマスク。
これは文字だけではとても難しいので、是非動画を参照してください。
マスクを自在に扱えるようになれば、iPhoneの写真が更にすばらしいものになります。

画面はiPhoneからのスクリーンショットですがiPadでも動くユニバーサルアプリです。
iPadで編集すると大画面で快適に補正できるから、更に楽しくなれそう。
しかし！
iPadには更に高機能な「FilterStorm Pro」があるのでそちらをオススメ。
そして更に！
iOSはデジカメのRawデータに対応していて、FilterStormもRawに対応しています。
そこで、Eye-Fiを使ってiPad/iPhoneに転送したものをFilterStormで……
なにそれ最高！ちょっとかっこいい！
そんな夢も見ちゃいそうなアプリです。

とにかくフィルターを自分好みでアレコレしたいなら、FilterStormはとてもオススメ。
難しさの分だけ身につけた時の快適さがすばらしいです。
写真にちょっと拘りたい方は是非いちどお試しを。

Filterstorm
カテゴリ: 写真／ビデオ
価格: ￥350