過去は振り返らない男。
どうも、鰐です!
MacOSには「ゴミ箱を空にする」と「確実にゴミ箱を空にする」というファイル削除の方法があります。
ゴミ箱にファイルを入れた状態で「Finder」のメニューをクリックすると表示されます。
でも、ファイルを削除するのにいちいちメニューから開かないですよね。
Dockのゴミ箱を右クリックして「ゴミ箱を空にする」を選択すると思います。
この右クリックに「commandキー」を組み合わせると「確実にゴミ箱を空にする」になります。
commandキーを押しながら右クリックでも、右クリックした状態でcommandキーでも大丈夫。
これで確実にファイルを削除することができます。
ところで、「ゴミ箱を空にする」のと「確実にゴミ箱を空にする」の違いってなんでしょう。
難しいことは「Part1 ハードディスク・ドライブの内部構造」あたりを読んでいただいて。
HDDに保存されたファイルは要約すると2つに情報がわかれます。
1つは、ファイル(データ)そのもの。
1つは、HDDのどこにファイルが保存されているか。
アプリなどがあるファイルを必要とした場合、そのファイルがどこにあるかを問い合わせます。
この時、問い合わせても「そんなファイルの情報はないよ」となるのが通常の削除。
ところが。
誤って削除したファイルの復元が可能なアプリなんてものもあります。
この「どこにあるの」情報は、上書きされない限り残り続けてしまうのです。
これを絶対に二度と復活させないためには。
どこにあるかの情報を消しつつ、データファイルも上書きしちゃえば良いわけです。
上書きするデータは「どこにあるか」が最初から残らないので、HDD空き容量的には減ったことになります。
そのかわり「上書き」しているので削除に時間がかかります。
もし、カード情報やログイン情報などが記載されているファイルを削除する場合。
「確実にゴミ箱を空に」して、復元されないようにしましょう。
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カテゴリ: ユーティリティ
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