2009年のMacBookProユーザのみなさま、悲しいお知らせです。
どうも、鰐です。
Lionからの新機能「インターネット復元機能」が旧製品にも適用されました。
今回アップデートされた対象機器はこちら。
「iMac EFI Firmware Update 1.8」→ ziMac (Mid 2010)
「MacBook Pro EFI Firmware Update 2.6」→ MacBook Pro (Early 2010)
「MacBook Air EFI Firmware Update 2.3」→ MacBook Air (Late 2010)
自宅の愛機、MacBookPro13″/09はやはり対象外なのですね。
Appleのサイトの説明によるとこんな感じ。
ハードドライブが正しく機能しなくなった時や、OS Xが入っていないハードドライブをインストールしていた場合など、Macの問題が少し複雑になったら、インターネット復元機能が自動的に引き継ぎます。
この機能はブロードバンドインターネット接続を利用し、AppleのサーバからLionの復元機能を直接ダウンロードして起動します。
だからあなたのMacは、まったく同じLionの復元機能にオンラインでアクセスできる、というわけです。
インターネット復元機能は、新しいMac miniとMacBook Airを皮切りに、今後リリースされるすべてのMacに標準で搭載されます。
これをもう少し詳しく紐解く場合にはこちらを参照してください。
http://support.apple.com/kb/HT4718?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
ここで注意が必要なのは、Wi-Fiの場合。
Wi-FiはWEPやWPA2などの暗号化を施して利用するのが一般的だと思います。
ところが、WEPやWPA-Enterpriseはインターネット復元機能が利用できません。
WPA/WPA2であることが望ましいようです。
自宅でNintendo DSを使っている場合、WPA/WPA2が使えないのでWEPになってることも。
DSiやwiiはWPA/WPA2が使えるんですけどね。
Command+Rで行う復元の場合はWEPやWPA-Enterpriseでも大丈夫ですよ。
あと注意が必要なのは、Macから直接PPPoEをしている場合。
これはインターネット復元もCommand+Rでもダメです。
必ずルーターでPPPoE接続をさせてくださいってことみたいですね。
(リカバリー時にMacからPPPoEというシチュエーションが理解できませんが(笑)
Lionの復元はまず「Recovery HD(復元用HD)」から行われます。
これはLionをインストールしたときに作成される領域ですね。
インターネット復元は、このRecovery HDが利用できない場合に使われます。
Recovery HDが使えないのは、HDDやSSDが致命的というケースが多いのかな。
もしくは(ボクみたいに)自分で消しちゃってるか。
ですので、インターネット復元は「備えの予備」みたいなもの。
使う機会がなければ、その方が良い機能です。
というのを踏まえて。
インターネット復元が必要な場合は、自動的にダウンロードを始めて処理されます。
20〜30分くらいでリカバリーに必要なファイルがダウンロードされてきます。
30分もダウンロードするので、インターネット復元が必要な場合はできるだけ有線接続で。
Wi-Fiで中断とか悲しすぎますから。
その後、通常通りにリカバリーが実行されます。
そしてリカバリーの前に大事なことは。
やっぱりバックアップですね。
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