photo credit: Google Japan_001 / TAKA@P.P.R.S
2013年5月にGoogle Adsenseの規約が変更となりました。
いままで広告コードの改変はすべてポリシー違反となっていましたが、一部の方法については許可に変更。
いずれの変更方法もうまく使えば実益のある変更ですよ。
ただし、利用に際しては慎重に。
コードの修正方法の前に、意外と見落としてる方の多いポリシーについて。
コンテンツを含まないページ(手続き完了ページ、エラー ページ、離脱ページなど)に広告を掲載することは許可されていません。このようなページは、訪問者がドメインから離脱する可能性がある際、場合によっては購入やダウンロードなど、サイト上で特定のアクションを実行した後に表示されます。エラー ページには、そのページにコンテンツがないことをユーザーに知らせる 404 エラー ページなどがあります。この種のページに広告を掲載すると、広告が実際のコンテンツだと誤解されてしまう可能性があるため、広告を掲載されないようお願いいたします。
引用:広告のプレースメントに関するポリシー
WordPressを利用していると、ヘッダーやフッターはすべてのページで共通にしているケースも多いと思います。
そのため、ヘッダーやフッターでGoogle Adsenseを設定していると、すべてのページで広告が表示されちゃう。
その場合に問題となるのが上記のポリシー違反。
具体的には『404エラー』などのページに広告掲載は禁止されているので、除外する必要があります。
これを避ける方法は、広告を表示するページを指定するか、エラーページを除外するかのどちらかになります。
以下にその2パターンのサンプルを載せますが、より安全なのは1つ目(前者)の方法だと思います。
<?php if (is_home() || is_single() || is_tag() || is_category() || is_archive()): ?> ここにAdsenseのコードを貼付け <? else ?> それ以外のページで表示させる広告などのコードを貼付け <? endif; ?>
上記の例では『メインインデックス、個別ページ、タグページ、カテゴリーページ、アーカイブページ』のみAdsense広告を表示して、それ以外のページでは他の広告などを表示します。
どのページに掲載すると違反になるか判断が難しい方は『is_home() 』と『is_single()』のみに表示させましょう。
『それ以外のページで表示させる広告などのコードを貼付け』する必要がない場合、3〜4行目を削除します。
<?php if (is_404()): ?> 404ページで表示可能な広告などのコードを貼付け <? else ?> ここにAdsenseのコードを貼付け <? endif; ?>
上記の例では『404エラーページ』と『それ以外のページ』で表示する内容(広告)を切り替えます。
この方法では除外対象を指定することになるので、対象から漏れていた場合はポリシー違反となります。
掲載対象が多く、除外対象を把握できている場合のみ利用してください。
Google Adsenseは一切の改変が認められていません。
しかし、一部の修正方法については公式にアナウンスされているので、これを活用しましょう。
AdSense ポリシーでは、広告の掲載結果を偽装したり、広告主様のコンバージョンを阻害したりするような方法で広告コードを改変することは認められません。AdSense アカウントでは広告コードを生成する際にさまざまなオプションを提供しており、サイトのデザインに合った広告のレイアウトを作成していただけます。一般的には、この広告コードをそのままコピーして貼り付けることをおすすめしますが、ユーザーの利便性を高めるために、コードの改変が不可欠になる場合もあるかと思われます。
引用:AdSense 広告コードの修正
閲覧者の環境に応じてコンテンツの横幅を動的に変化させるレスポンスブデザイン。
広告ユニットもコンテンツの幅に最適な大きさに変更させることが可能です。
<script type="text/javascript"> google_ad_client = "ca-publisher-id"; width = document.documentElement.clientWidth; google_ad_slot = "1234567890"; google_ad_width = 320; google_ad_height = 50; if (width > 500) { google_ad_slot = "3456789012"; google_ad_width = 468; google_ad_height = 60; } if (width > 800) { google_ad_slot = "2345678901"; google_ad_width = 728; google_ad_height = 90; } </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script>
『画像のみ表示される広告』と『テキストのみ表示される広告』では、どちらが効果的か?
例えば上記のような比較分析などをA/Bテストと言います。
同じユニットサイズの広告を2つ用意して、それぞれが同じ比率で表示されるようにするサンプルです。
<script type="text/javascript"> var random_number = Math.random(); google_ad_client = "ca-publisher-id"; google_ad_width = 728; google_ad_height = 90; if (random_number < .5){ google_ad_slot = "1234567890"; } else { google_ad_slot = "2345678901"; } </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script>
object.booleanMethod()の意味を理解できていないので、具体的な用法も理解できていません。
『真偽を判別するJavaScriptを埋め込んで、trueとfalseで表示する広告チャネルを変更する』
などを行うように思えますが、それであればWordPressの場合はテンプレート上でphp処理したほうが軽量化もできるのでベターだと思います。
<script type="text/javascript"> var channel_condition = object.booleanMethod(); google_ad_client = "ca-publisher-id"; google_ad_slot = "1234567890"; google_ad_width = 728; google_ad_height = 90; if (channel_condition){ google_ad_channel = 123457789; } else { google_ad_channel = 263477489; } </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script>
以前はソース中のコメントも削除不可でしたが、それが認められソースの軽量化が行えるようになりました。
<script type="text/javascript"> google_ad_client = "ca-publisher-id"; google_ad_slot = "1234567890"; google_ad_width = 728;google_ad_height = 90; </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script>
当ブログ掲載のサンプルコードは、Adsenseガイドライン上で掲載されているものと同一にしています。
上記の『コードの修正』は、いわば例外事項であり、原則は変更不可のままです。
例外処理であるという心構えで、Adsense規約については一層の注意を払ってください。
掲載されたサンプルの利用については、十分な検証と確認をおこない、自己対応の上でご利用ください。
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