photo credit: Wall / easylocum
IceFloorはMac OS X Mavericks(OS10.9)に対応したPF管理アプリケーション。
2013年11月5日時点ではパブリックベータ版になります。
基本的なUIや機能や1.6.2を踏襲しているので、Mavericks対応アップデートが中心のようです。
ダウンロード:IceFloor 2.0
OS10.7以降のMacOSにはPFベースのファイアウォールが内蔵されています。
そのため、NAT(ネットワークアドレス変換)や、帯域調整などQoSコントロールも可能になります。
Macをゲートウェイサーバなどにしている場合には有益なアプリケーションですね。
もちろんパケットフィルタ機能だけを利用した従来のファイアウォールとしても機能します。
しかし、その設定にはちょっと難しい点もあり、使いこなすには相応の知識が必要。
その設定をGUIコンソールから変更可能にしてくれるのが、このIceFloorです。
これでも十分に難しい部分はありますが、目的がしっかりとあれば理解できると思いますよ。
基本部分で設定できるのはOS標準のファイアウォールと同程度の内容です。
単純にファイアウォールとして、アプリケーション毎にアクセスを許可するのであればIceFloorは不要です。
『システム環境設定』→『セキュリティとプライバシー』から設定するほうが簡単です。
iCeFloorは、Macをファイルサーバにしていたり、ゲートウェイにしていたり。
LAN内で複数共有している場合に利用するのが最も価値を高めてくれるアプリケーションです。
逆に言えば、Macを共有しつつセキュリティを高めたい場合には、是非利用したいアプリです。
とくに活用したいのが、このカスタムPFフィルター。
既定の通信ポート以外にも、任意でポートを設定してフィルタリングが可能になります。
もちろん相応の知識が必要な部分ですから、軽い気持ちで使うべきではない設定です。
適当に設定したら最後、通信がぜんぜんできなくなった!なんてこともありえるのでご注意を。
ビジネスでMacを利用していて、社外からファイルサーバなどにアクセスできる環境の場合。
もしくは、Dropboxなどに保存している場合。
特定アドレスや特定アプリケーションからのみアクセスを制限するのは有益なセキュリティです。
外からのアクセスを防ぐことを目的としたファイアウォールは、個人用途で必要なレベル。
ビジネスインパクトを考えた場合、内から外へのコントロールこそ肝心になることも多々あります。
アクセス効率を犠牲にすることなく、セキュリティレベルを高めるために。
IceFloorなどを有効活用した高セキュリティ環境は大切だと思います。
Mac OS、Windows、Androidそれぞれの評価からMacで最適なアンチウイルスソフトは「Sophos」をオススメします
当ブログで常にオススメしているアンチウイルスアプリ「Sophos Home」。エンタープライズ向け製品で培った実績をコンシューマー向けへ惜しみなく提供している姿勢をボクは強く信頼しています。
モバイル環境が当たり前な今こそセキュリティには気を配りましょう!(低コストで)
できるだけコストをかけずにネットワークや物理的なリスクからMacを守りましょう。 記事の内容は一例であって、これが最善ではありませんし、これ以外にも方法はありますよ!
SWITCH『ジャズタモリ』を読んで、やっぱりジャズとはかっこいい、かっこいいとはジャズとか思ったので、ここはやはりボクがかっこいいと思うジャズをどーんとご紹介しちゃうだろ的な記事です。
モレスキン愛用者でカスタマイズ大好きな人に最適な『純白のモレスキン』が登場しますよ
あのモレスキンがついにホワイトモデルを発売するようです。 モレスキンと言えばもちろんブラックですが、このホワイトはカスタマイズが楽しめそう!
DropboxアプリのインストールなしにMacやLinuxから自動アップロードする方法
Dropboxアプリをインストールすることなく公式APIを利用したアップロード/ダウンロードを実現する方法です。コマンドラインでの操作が前提となりますが、自動処理にはとても便利ですよ。
IFTTTにiPhone用アプリが登場!レシピ作成からすべて行えるようになったぞ!
あのIFTTTがiPhone用アプリをリリース!そして3つのトリガーをあらたに追加!既存IFTTTユーザーに限らずiPhoneユーザなら必携のアプリでしょう!