観葉植物を鉢植えで育てるのに水はぜったいに必要なものですが、水を与えすぎても木は枯れてしまいます。
植物を買ってきてもすぐ枯らしてしまう場合のいちばん多い原因が、この水を与えすぎて起きてしまう「根腐れ」でしょう。
土が常に湿った状態だと『土の中の酸素量が減った状態(嫌気状態)』になるため、嫌気状態を好む菌などが繁殖して木の根を腐食させてしまいます。
木が枯れてから根の状態を確認すると腐っていることから『根腐れ』と呼ばれますが、実際の死因は水分の飽和状態による酸欠で木の根は死んでしまいます。
長い時間嫌気状態になった土が臭いのは、菌が有機物を分解してメタンガスを生成しているのが原因です。
観葉植物の説明書を読むと「水は土が乾いてから与えてください」と書いてあるので、土の表面が乾いていることを確認してから水を与えている方が多いのかもしれません。
でも水は、土の表面から鉢の底へ向けてながれていくし、土の表面は太陽光や風で感想しやすいけど、それ以外の土は表面ほど簡単に乾きません。
表面が乾いて中のほうはまだ湿っているのに水を与えてしまったら、土はすぐ嫌気状態になってしまいます。
4~6号くらいの鉢であれば、平均気温が20℃を超える季節なら週1回、20℃以下の季節なら10日1回程度でも十分な観葉植物はたくさんあります。
でも、土の配合や鉢の材質、木の種類や置いている場所で土の乾き方は変化するので、やはり慣れるまではちょっと難しいかもしれません。
そんなときに、水やりのタイミングを知る目安に便利なのが植木鉢用水分計『SUSTEE』です。
木の根に沿うよう突き刺すと、土の水分でゲージの色が『乾燥していれば白』『湿っていれば青』に変化します。
水を与えた鉢に挿すと、ゲージが青くなるまで数時間から半日程度は必要になりますが、植物を育てるのに数時間単位の焦りは必要ありませんから、翌日に様子を見るくらいで大丈夫です。
根の近くに挿さないと、根にとっての水分状況を計ることができないので、必ず根の近くに、根に沿うよう挿して使います。
ゲージが白くなって数日放置すると葉が少し萎れてくるので、そのタイミングでたっぷりの水を与えるとタイミング的にはだいぶ良いと思います。
木は土が完全に乾燥した時間(ストレス)を与えることで、次の水をもっと効率的に吸収できるように、より強く大きく根を成長させるので、ゲージが白くなったからすぐ与えるのではなく、何日か放置してから与えるくらいで大丈夫です。
『SUSTEE』は4号~6号の鉢用と、7号以上の鉢用の2種類から選んで購入します。
鉢の深さに合わせた長さなので、かならず鉢の号数に合わせて使用してください。
吸水部分は防腐処理された不織布ですが、土中のバクテリアで少しずつ分解されてしまいますから、約1年を目安に交換する必要があります。
腐食されてくると、水を与えてもゲージが白のままで変化しなくなるので、SUSTEEを挿した状態で水を与えて半日たっても青くならない場合、あたらしいSUSTEEに交換してください。
厳密な計測ができる道具ではありませんが、根腐れを引き起こしてしまう危険性はかなり軽減できると思います。
SUSTEEが適している木や土の種類は公式ページに記載されているので、そちらも参照してください。
「観葉植物を部屋に置きたいけど、どうしても枯らしてしまうから」と躊躇している方は、いちど試してみてはいかがでしょうか。
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