信じたければ、まず疑え!
どうも、鰐です!
Appleから「だれでも簡単にiBooks向け電子書籍が作れちゃうアプリ」がリリースされました。
でも、この「誰でも」とか「簡単に」って、だいたいがウソくさいですよね。
特にPC関連って基準になる技術がある程度ないとダメって暗黙の了解でもあるのかよっ!てくらいに面倒。
それが電子書籍なんて、今までならInDesignとかquarkxpressとかキライだ!
基本的な本の体裁を整えるのに必要な部分だけを確かめてみました。
動画とかインタラクティブな部分は、それこそ専門性が必要なので割り切って試しません。
これです、こんなです。
まずは画像への回り込みを試してみます。
オイ!
いや、いちおう画像に対して回り込んでますけど、ダンボーに対して回り込むのが見たいんだよ!
ということでちょっと考えてみる。
パっと見た感じは空白でも、データとしては白が塗られている部分があるわけで。
背景を透過にすれば良いのか?
Pixelmatorの出番です。
水色の部分が透過処理した部分です(わかりやすいように透過にした部分に着色してます)
さて、これをiBooks Authorの同じファイルにドラッグ&ドロップしてみる。
え、なにこれスゴイ。
本当に回り込みました。
しかもある程度の余白をつくっての回り込みが素晴らしい。
でも、もう少しダンボーのボディラインに対してキレイに回り込みをさせたいなあ。
そのためには、写真のまわりにある程度は白い部分を残しておく必要がありますね。
見栄え良くするにはテキストのフォントサイズと程よいバランスも必要な感じだし。
いやしかしこれは予想以上に簡単でした。
ついでに吹き出し(標準のオブジェクト)を貼付けてみた。
当然のように回り込みます。
写真はオブジェクトは重なり順を指定することができます。
例えば動画にあるような地球のように丸い画像の場合。
写真自体は余白なく透過にして、丸いオブジェクトを白ベタで写真の裏に配置。
そんな風に使うと、回り込みするテキストと写真の程よいバランスを手軽に模索できちゃいそう。
オブジェクトと言えば気になるのがグラフ。
なんと、iBooks Author上で表に入力すれば完成しちゃうのですね。
しかもグラフの種類も豊富だし、軸も増やせるし、これはすばらしい。
フォントを選んで。
文字の色を設定して。
文章を書いて。
写真を貼付けて。
ちょっとグラフとかオブジェクトを入れる。
とりあえず最初に使うのはこんなところですよね。
この程度の作業なら、iBooks Authorは拍子抜けするくらいに簡単です。
ちなみに。
画像の重なり順を利用すれば、背景画像の上で別の画像に対してテキストを回り込ませることもできます。
1ページに何層も写真とテキストを重ねれば、いろんな表現が可能になると思います。
画像加工はちょっと手間ですが、作業としては切り抜いて背景を透明にした画像ファイルを作ってるだけです。
技術は同じで使い方の工夫次第ではいろいろできちゃいそうなのがiBooks Authorのすごいところ。
フォントの設定やベタ色の変更はメニューから逐一設定することになります。
いままでにPixelmatorなどの画像加工アプリを使ったことがあれば、もう本当に簡単。
逆に、まったくの初心者であれば、iBooks Author以外のアプリも一緒に覚える必要があるのでちょっと大変かも。
それでも今までにあった電子書籍作成のアプリと比べれば、とんでもなく簡単です。
それにアプリの使い方を覚えるにしても、1つの作業の中でいろんなアプリを使いながら覚えた方楽だと思います。
慣れてないうちから1つのアプリに集中すると疲れちゃいますからね。
iBooks Authorで作った書籍はiBooks内で販売することも可能らしいです。
制作者が価格の70%、Appleが残り30%を領収して、価格は無料から14.49ドルまで。
日本からの登録は具体的にどうすれば良いのかは改めて確認してみようと思います。
まずはiBooks Author。
これは使えます。
ただし「iBooksの電子書籍は簡単に作れます。そう、Macならね」
ちなみに、MacBook Air11″(Late2010) + OS10.7 Lionで試しましたが、まったくストレスなく動きます。
iBooks Author
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
Pixelmator
カテゴリ: グラフィック&デザイン
価格: ¥2,600
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