これでようやくiOS6に更新できる！という人も多そうですね。
ようやくGoogle Maps – Google, Inc.の復活です。
ざっと使ってみた感じでは、iOS5までのマップより良いですね。

基本の画面。
やっぱり馴染みのある絵というのは安心しますね。
地図の縮尺は2本指でピンチイン／アウトで行えます。
この辺の操作感は踏襲されていますね。

iOS5の4インチ画面をフルサイズで使えます。
今回はソフトバンクLTE環境での使用となるので3G環境よりも有利ですが、地図データの読み込みはとてもスムーズで、スクロールで待たされることは殆どありません。
徒歩くらいの移動速度であれば十分なレスポンスだと思います。

あたりまえですが、身元不明は駅も、ハングルの地名も、座標のズレも、ざっとみたところありませんでした。
地図データの信頼性においても、やはりGoogle Mapsのほうが良いですね。
安心できます。
オーストラリアの人も安全です。

表示の補助データはこの4パターン。
Google Earthはオマケみたいなものですね。
暇つぶしには良いです。

渋滞情報は地図上に色で識別できるよう表示されます。
精度はまだ実際に走ってないので未確認ですが、眼下の状況と比べるとそれなりの精度に思います。
ただし、あくまでも参考程度にするべきですね。

ルート検索も使えます。
もちろんブラウザ版同様に、徒歩、車、電車から移動手段を選ぶことが可能。
乗り換え案内だけのアプリもありますが、駅からのルートを含めて検索確認できるのが地図アプリのメリットですから、どうしても利用頻度は地図アプリでの検索が増えてしまいます。

検索されたルートからポイント毎にナビゲーションしてもらうこともできます。
この辺の機能はiOSのマップでも実装されていますが、地図の精度が違うので、実用性としてはやはりGoogle Mapsのほうが上ですね。
文字の大きさも見やすいです。

Street Viewも良い感じ。
iPhone5にしてはじめてのStreet Viewなわけですが、ぬるぬるっと良い感じに動いてくれます。
初めての道でも経路検索してからStreet Viewで見比べながら歩くと、本当に便利で感動しますよね。
Street Viewはスマートフォンなどでこそ真価を発揮する機能なので、Google Mapsが復活してくれて本当に嬉しいです。

Street Viewはピンチインでは表示されません。
Street Viewを表示したい道を長タップしてピンを立てると住所が表示されます。
その住所をタップすると画面が展開してStreet Viewのサムネイルが表示されます。
ここからStreet Viewに移ることができます。

ブラウザ版同様にピンチインでStreet Viewになれば、より直感的な操作が可能に思いますが、地図座標の取得などでムリがあるんでしょう。
ダブルタップで縮尺をズームできますが、ピンチインとの誤用もあるので、ピンを立てる方法がスマートなのかもしれません。

　
　
残念なのはGoogleアカウントでログインが必要なこと。
そしてアカウントでログインするのに、マイマップなどの同期ができないこと。
ブラウザ版との連携ができれば、さらに使いやすいアプリになると思います。

しかし、iOSで使える地図アプリとしては、やはり最適で最高なGoogle Maps。
全ユーザ必携のアプリですね。

そして開発者ならちょっとワクワクしちゃうかもしれないGoogle Maps SDK for iOSも公開です。
URLスキームも公開されているので、今後これらを活用したアプリが次々と登場すると期待できます。

おかえりなさい。

Google Maps – Google, Inc.（無料）