photo credit: iOS7 / Janitors

iOS7登場以降、当ブログへの検索キーワードに多いのが『LTE』『接続できない』『どうすれば』の3つ。
iOS７にアップデートしてみたものの、通信会社への接続がうまくできないケースがあるようです。
たしかにiOS6に比べると、アップデート直後の通信関連はちょっと不安定なことが多いような？

今回は、その問題に関する解決方法（のひとつ）をご提案。
これが解決のお役に立てば幸いです。

docomo、au、softbankへの接続がうまくいかない場合

iPhone（iOS7）へ、通信会社それぞれの設定を登録する必要があります。
これをiOSでは『キャリア設定』と呼び、iOSのアップデートと併せて実施する必要があります。
（iOSのバージョンによっては必要としない場合もあります）

iOS6からiOS7にアップデートした場合、キャリア設定が古いままになっている可能性があります。
アップデート後はかならず以下の手順でキャリア設定が更新されていることを確認してください。
キャリア設定のアップデートが必要な場合、確認のタイミングでアップデートが促されます。

career

iOS7.0でのキャリア設定は『15.1』になるようです。
docomoの場合は『docomo 15.1』
auの場合は『KDDI 15.1』
softbankの場合は『ソフトバンクモバイル 15.1』
これより小さい番号（古いバージョン）の場合はキャリア設定が更新されていません。
もういちど上記画面を開いてアップデートを確認してください。

キャリアアップデートはiOSアップデート後、自動的にアップデートが通知される場合もあります。
自動的に通知されない場合は、自分でアップデートがないか確認してください。

Wi-Fiへの接続がうまくいかない場合

ボクがiOS7アップデートした際、その直後はWi-Fiへの接続が正常にできない状態になりました。
iOSアップデートを行うとWi-Fiへの接続について設定が表示されます。
そのタイミングでは、いつも使ってるアクセスポイントを正常に拾うことができなかったのです。
そのため、最初の設定ではWi-Fiを無視して、とりあえずiPhoneが起動するところまで進めます。

wifiset

Wi-Fiが不調な場合『機内モードのオンオフ』『Wi-Fiのオンオフ』『iPhoneの再起動』も有効です。

3台のiPhoneをiOS6からiOS7にアップデートしましたが、2台でWi-Fiの認識が遅かったですね。
だけど『設定』からWi-Fiの画面に移ると、比較的すんなりとWi-Fiを見つけてくれました。
いちど認識されれば、コントロールセンターからのオンオフも快適そのもの。
　
　
経験的に、LTE（4G）や3Gへの接続が正常に行えない原因の多くはキャリア設定にあるようです。
これ以外の原因の場合、iPhoneの再起動や『復元』が必要になるかもしれません。
Wi-Fiについては、なぜか初回の認識だけ時間がかかる傾向が見られます。
（とは言っても3台中2台での確認ですが）
とりあえずはゆっくりと時間をかけて、iOSが見つけてくれることを待ちましょう。
アクセスポイントをステルスモードにしてる方は、もちろん入力しないとダメですよ。