ボクがGoogle Photosに飛びつけない、たったひとつの理由。
それは変わらぬGoogleの利用規約です。
勘違いとか考え過ぎとかであれば良いのですが、自分を守るためには多少の用心も必要だと思うのです。
Google Photosの凝った(そして重い)ページを眺めていると、ページのいちばん下に利用規約へのリンクが用意されています。
何気なくスクロールしていると、利用規約の文字が見えるところまでスクロールできなかったので、最初は気付かなかったのですが、ちゃんと用意されていました。
リンク先はGoogle利用規約の英語ページになっています。(2015年5月29日時点)
『Last modified: April 14, 2014』となっていることを確認できたので、同日更新の日本語版を参照します。
いつも気になるのは『本サービス内のユーザーのコンテンツ』の項目。
(以下の引用はすべて2014年4月14日更新のGoogle利用規約からとなります)
本サービスの一部では、ユーザーがコンテンツをアップロード、提供、保存、送信、または受信することができます。ユーザーは、そのコンテンツに対して保有する知的財産権を引き続き保持します。つまり、ユーザーのものは、そのままユーザーが所有します。
アップロードしたコンテンツの知的財産権はユーザー自身が保有し続ける。
当たり前ですよね。
wikipediaによると知的財産権には著作権は含まれていますが、著作者人格権は含まれていないとされているようです。
Googleの利用規約は、意図的に知的財産権のみと限定して明確にわけてるのか、とても気になる部分です。
本サービスにユーザーがコンテンツをアップロード、提供、保存、送信、または受信すると、ユーザーは Google(および Google と協働する第三者)に対して、そのコンテンツについて、使用、ホスト、保存、複製、変更、派生物の作成(たとえば、Google が行う翻訳、変換、または、ユーザーのコンテンツが本サービスにおいてよりよく機能するような変更により生じる派生物などの作成)、(公衆)送信、出版、公演、上映、(公開)表示、および配布を行うための全世界的なライセンスを付与することになります。
Google Photosに限定して考えた場合、ユーザーが写真や動画をアップロード(同期・バックアップ)すると、その写真や動画をGoogleが使う権利を与えたことになります、と書かれているように読めます。
Googleが使うという中には、送信・出版・複製も含まれています。
このライセンスでユーザーが付与する権利は、本サービスの運営、プロモーション、改善、および、新しいサービスの開発に目的が限定されます。
Google Photosからのリンクで表示される規約なので、Google Photosの利用規約のように読まれてしまいそうですが、この規約は『Googleの利用規約』です。
そのため、本サービスとはGoogle PhotosではなくGoogleが提供しているサービス全般という意味にも受け取ることができるように思います。
このライセンスは、ユーザーが本サービス(たとえば、ユーザーが Google マップに追加したビジネス リスティング)の利用を停止した場合でも、有効に存続するものとします。
しかもGoogleアカウントを停止した場合でも、アップロードした写真や動画をユーザー自身が削除していない場合は継続して利用し続けても良いことになっています。
写真は、とくにスマホなどで撮影した写真は、とても個人的な内容のものが多いと思います。
そうした写真の利用を、Googleに対してほぼ制限なく許可することになる。
もしそれが本当であるなら、便利だからと飛びついて使い始めるには怖いな……というのがボクの感じたところ。
世間の反応をすこし静観してから使うか判断しようと思います。
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