giftbox

プライム会員ならヤマト運輸に配送してもらえる
プライム・フォトにアップロードすれば家族間で写真を手軽に共有できる
プライム・ミュージックでジャンルにしばられず様々な音楽をBGMに流せる
プライム・ビデオのドラマや映画が、ちょっとした暇つぶしにちょうど良い

プライム会員になった理由としてはあまり大きなポイントにはなっていないけど、使ってみたら意外と便利で重宝しているサービスが『プライム・ミュージック』と『プライム・ビデオ』のストリーミングサービス。
新しい作品は個別に課金が必要になるし、無料で視聴できる作品はまだまだ少ない状況ですが、ちょっとした時間つぶしに『プライム・ビデオ』のコンテンツは良いラインアップになっています。

とくに『プライム・ミュージック』のプレイリストは、いままで聴くことのなかったジャンルを知るキッカケになるので音楽の幅が広がります。
好きなミュージシャンはいるけどジャンルが何かはわからない人にとっても、好きなミュージシャンが含まれているプレイリストを聴けば、また別のミュージシャンを好きになるかもしれません。
ひとつのプレイリストにはCDアルバム1枚より多くの曲がラインアップされているので、BGMとして流すのにも便利です。

プライム・フォト

Amazon-Prime-Photo
ストレージ型クラウドサービスで、ボクが利用している数少ないサービスが『DropBox』と『プライム・フォト』です。
写真を保存できるクラウドサービスはプライム・フォト以外にもGoogle Photosなどがありますが、プライム・フォトはプライベートな利用目的にもっとも適しているクラウドサービスになっています。

Google Photosではアップロードできる写真が1600万画素までに制限され、それを超える写真は縮小保存され、RAWデータをアップロードした場合はJPEGに変換されてから保存されます。
写真のオリジナルデータをバックアップしつつ、家族で共有する用途にはGoogle Photosは適していません。
Google Photosへアップロードした写真はGoogleに対して第三者提供以外のほぼ無制限な利用を認めることになっているので、そうした利用規約の点でもプライム・フォトのほうが安心して利用できるサービスになっています。

プライム・フォトを利用する場合にもっとも注意するべきは『写真以外のデータはアップロード厳禁』ということ。
Twitterやブログでは「プライム・フォトはRAWデータにも対応しているから最強！」みたいな意見をたまに見ますが、すべてのRAWには対応していないどころか、かなり限定されたカメラのRAWデータしか対応していません（2016年3月1日時点）。

Nikon(NEFファイル)
Nikon D1、Nikon D1X、Nikon D4、Nikon Coolpix A、Nikon E5700、Nikon AW1、Nikon D800、Nikon D50、Nikon D610

Canon (CR2ファイル*)
Canon 5D、Canon 1D、Canon 1D MarkIIN、Canon Rebel SL1、Canon 60D、Canon 5D MarkIII、Canon 1D MarkIV

Sony (ARWファイル)
Sony A7、Sony A7R、 Sony A6000、 Sony NEX-5T、Sony NEX-3N、Sony NEX-6

引用：https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201649930

プライム・フォトは『写真データを無制限に保存できる』クラウドサービスなので、非対応のRAWデータは写真データと認識されていない可能性があります。
その場合は無制限に保存できる利用条件から外れてしまうので、ご利用は計画的に。

カメラや携帯で撮った写真を何枚でも保存できます。また、ドキュメント、動画など写真以外のファイルの保存先として使用できる5GBの無料ストレージも使用できます。

注: プライム・フォトの対象となるのは、写真のみです、その他のファイルやパーソナルビデオは、プライム・フォトの対象にはなりません。容量無制限特典の対象に含まれない画像フォーマットがあります。対象となるフォーマットについて詳しくは、Cloud Driveの写真とパーソナルビデオの対応ファイルについてをご覧ください。

引用：https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201480950

RAW現像済みのオリジナルデータをアップロードすれば、バックアップと家族共有を兼ねられるので、ボクの用途にはかなり適したサービスでした。

クロネコヤマトが運んでくれる

yamato
プライム会員となることに踏み切ったいちばんの理由。
それが『配送は安心できる会社にお願いしたい』から。

amazonでは「時間指定配送」や「お急ぎ便」を選んだ場合、ヤマト運輸が配送業者になります。
ヤマト運輸以外にそれほどの短期間配送が対応できないということでしょうが、もっとも信頼できるヤマト運輸が配送してくれます。
しかし時間指定配送やお急ぎ便は、360円（もしくは514円）の課金オプション。
良いサービスを享受するには対価が必要なのは当然としても、毎回360円の課金はちょっと高い。

今、amazonが販売している商品を購入した場合の配送業者は12社ありますが、購入者側で任意に選ぶことはできません。
ボク自身amazonの利用歴はそれなりに長く、ほぼ毎月1回は何かを購入しているユーザーのひとりですので、配送トラブルも何回かは経験していますし、特にトラブルの多い業者はココだというレッテルもしっかり貼り付けるに至っています。
レッテル貼った配送業者は再配達の依頼をしても指定通りには配達されず、どうしたことかと問い合せ先に電話しても繋がらず、時間を変え日を変え電話しても繋がらず、もう二度とこんな業者で配送されてたまるか！と堪忍袋の緒が切れたわけです。

これを契機に、ボクはプライム会員になることを決意しました。

プライム会員は本当にお得？

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プライム会員は本当にお得か？と質問されても、誰にとってもお得ですよ！とは言えません。
プライム会員になれば当日配送やお急ぎ便が基本サービスになり、配送業者もヤマト運輸になるので、これが3,900円の年会費に対してどれくらいの価値があるかを考えてみるのが必要でしょう。

お急ぎ便360円を毎月1回利用（年4,320円）するなら、年会費3,900円のプライム会員のほうが確実にお得です。
『東京や大阪など都市部に住んでいる』『年12回以上はamazonで買い物している』条件にあてはまる方には得るものがあります。
『ヤマト運輸が配送する地域に住んでいる』『翌日配送が必要なケースは少ない』場合、ほとんどメリットありません。

『Kindleユーザーで、毎月1冊くらいはKindle本を何か買ってみたいと思っている』方であれば、プライム会員は少しメリットがあります。
毎月1冊のKindle本が無料で選べるとは言っても、用意されたラインアップの中から好きな本を選べる程度なので、必ず読みたい本が選べるとは限りません。
それでも何十万冊とある中から選べるので、興味の幅を広げたい方には魅力的なサービスになると思います。

『プライム・フォト』はデジタルカメラで写真をたくさん撮る方でなければメリットは少ないです。
ただ、スマートフォンで撮影した写真の保存先に利用すれば、機種変更時の手間や失敗を減らすことができます。

『プライム・ミュージック』『プライム・ビデオ』は専門的なストリーミングサービスには劣るサービスなので、作品のラインアップには割り切りが必要です。
音質や画質については他のストリーミングサービスと遜色ないですし、期待値が低ければ十分に楽しめるボリュームは備えています。

amazonパントリーを利用したい場合ならプライム会員の登録は必須ですし、ベビー用品を中心に購入するならamazonファミリーを利用するのがお得です。
学生の方であればプライム会員よりamazon studentが年会費1,900円とお安く、サービス内容はほぼ同じなのでお得になります。

GoogleやYahooなどの無料クラウドサービスや、月額1000円弱の有料ストリーミングサービスと比較される部分も多いプライム会員なので、個々に比較すると魅力の弱い部分も否めません。
しかし物流（配送）を中心に、統合的なインターネットサービスを享受できるのはamazonプライムが唯一。
ボクはこのサービスに年3,900円以上の価値を感じています。