みなさん年賀状の準備は終わりました?
どうも、干支になれない鰐です!
辰がいるなら鰐だって。
カラープリンターもお安くなって、家でのプリントも品質上がって。
年賀状にフルカラーは当たり前になってますよねえ。
そこで!
Photoshopとかの超高額アプリではなく比較的安価で機能十分なPixelmatorの出番。
Pixelmatorもバージョンが2になて日本語に対応しました。
日本語対応うれしい!
では!コレを使って、きれいに印刷できる年賀状データを作成しましょう!
Pixelmator はMac App Storeで購入できます。
デジタルカメラで写真を撮る時は、できるだけ高解像度で撮るのが良いです。
でも200万画素(ピクセル)くらいあれば十分ですから携帯電話やiPhoneのカメラでも大丈夫です。
ハガキのサイズは100×148mmになります。
縁なし印刷の場合はこのサイズのままで大丈夫ですが、プリンターによっては5mmくらいの縁が残る場合も。
例えば5mmの場合は95×143mmですよね。
印刷では「dpi」という単位を使います。
1インチの長さの中にいくつの点を打って描くか、という意味です。
カラー印刷も結局は描画なわけですね。
この点のことをモニター上では「ピクセル」と呼びます。
カラー印刷では「300dpi」くらいにするとキレイに仕上がります。
(ネット印刷の「ウェブポ」も300dpi推奨です)
1インチは約25.4mmです。
フチなしの場合
100mm=3.937インチ×300dpi=1181ピクセル
148mm=5.826インチ×300dpi=1748ピクセル
フチ5mmの場合
95mm=3.740インチ×300dpi=1122ピクセル
143mm=5.640インチ×300dpi=1689ピクセル
この数字、大事です。
プリンターがもっと高画素(高dpi)対応の場合、300dpiを適した数字に直して計算してください。
最初に行うのは写真を印刷に適したデータに変換する作業です。
「イメージ」ー「イメージのサイズ」を開きます。
写真は長辺と短辺の比率が4:3か3:2になっています。
そのため、ハガキに最適なサイズにするためには長辺に合わせることになります。
フチなし印刷の場合、長辺を1748ピクセル
フチあり印刷の場合、長辺を1689ピクセル
短辺は自動的に数値が変わりますからそのままで。
そして解像度を300に設定して「OK」を押します。
次に短辺の長さをハガキに合わせます。
「イメージ」ー「キャンパスサイズ」を開きます。
フチなしの場合は1181ピクセル、フチありの場合は1122ピクセルを入力してOKを押します。
これでカラー印刷に適した解像度(dpi)でハガキサイズに調整された印刷の基本データが完成です。
キャンパスサイズを変更すると短辺が少し切り取られてしまうので、写真の位置を調整するほうが良いかも。
その場合はスクリーンショットの○で囲ったツールを選択します。
これを選択した状態で写真をドラッグすると動かすことができます(カーソルでも動かせます)
上手く調整してベストな構図を見つけてください。
印刷すると画面で見るより明暗がはっきりしていないとか、色がぼやけてるとか、そんなことがあります。
「イメージ」ー「明るさとコントラスト」で明暗のはっきりさを
「イメージ」ー「色相と彩度」で発色の鮮やかさを、それぞれ調整することができます。
何度かテスト印刷をしながら調整すると良い感じに印刷できると思いますよ。
年賀状で大切なのはやはりご挨拶。
謹賀新年とか迎春とか、お約束の言葉ですね。
Pixelmatorで文字の入力もできますから、気に入ったフォントで気の利いた言葉を入れましょう。
年賀の言葉はiOSアプリの大辞林なんかで気の利いた一言を探すのも面白いかも。
日本語フォントも無償で提供されているものがあります。
漢字が使える日本語フォント 無料ダウンロード 46種類
Google検索結果「日本語フォント フリー」
Macで使えるフォントと使えないフォントがあるので、配布先の説明を参照してください。
Pixelmatorの基本的な使い方だけでも簡単にきれいな年賀状をつくれます。
もっと使いこなせばいろんなフィルターや補正が出来る優れたアプリです。
Adobe Photoshop Elements 10 Editorよりボクはこちらをオススメです。
今回は写真を使った場合で紹介しましたが、写真ナシのまったく手描き(?)でも基本は同じ。
1181ピクセル×1748ピクセル(300dpi)とかの真っ白なデータを新規作成して、そこに描けば良いわけです。
Macユーザで、写真を撮ってて、印刷もする。
だけどライトユーザ。
そんな人にはベストな画像アプリだと思いますよ!
Pixelmator
カテゴリ: グラフィック&デザイン
価格: ¥2,600
Aperture
カテゴリ: 写真
価格: ¥6,900
市販のカレンダーだとレイアウトが気に入らない!?それなら印刷して作っちゃいましょう!
PDFで配布されている無料のカレンダーデータです。 シンプルなデザインがとても使いやすいので、来年のカレンダーに悩んでいる方はお試しあれ!
無料で使えるRaw / jpeg写真の編集・加工アプリ『Polarr Photo Editor Lite』
Panasonic製カメラに添付されているRAWコンバーターが気に入らなかったので代替を探すなか見つけた写真編集アプリですが、初心者の方にも使いやすいアプリなのでオススメです。
フィルム調フィルター『DxO FilmPack』にPhotoshopやAperture用プラグインが登場
銀塩カメラ時代の銘フィルムを再現するフィルターで、デジタルカメラでの写真を当時の色調や粒状感に調整するアプリケーションがバージョンアップしてプラグイン同梱になりました。
まだ年賀状を描いてない方は「INDIVIDUAL LOCKER」で作りましょう!
年賀状などのポストカード用デザインを無償公開しているサイトです。 10年以上も続けられている実績と、たくさんの人を惹き付け続けるクオリティがすばらしいです。
NEX-7 + Capture One Express6 でRaw現像してみたり
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