総括は一言『軽いのは正義』ですね。
タブレットデバイスは『重量だけで使用頻度が激変する』ことが実感できました。
300gというのは軽さを感じると言うより、重いと感じないギリギリかもしれません。
女性であればあと50g軽くなるとかなり良いのではないかな。
今回の写真はわけあってすべてiPhone5(もしくはiPad mini)での撮影。
うん、手ぶれが酷いですね(笑
もう見慣れてると思いますが大きさの比較はこんな感じ。
iPad3とiPad miniは写真で見るとそれほどの違いを感じませんが、手に持つと大きく違います。
iPhone5と比べれば巨大なくらいですね。
重心バランスは上下に差はなく、若干左寄りです。
右利きの場合、左手でiPad miniを持って右手で操作となるから具合良いですね。
逆に左利きの場合は重心の分だけ若干重く感じるかもしれません。
女性の手に持つとこれくらいの大きさです。
単行本が入る程度の大きさがあるバッグなら持てるくらいのサイズですね。
単行本よりも薄いので荷物はそれだけラクになると思います。
写真は動いてるバスの中で実際に使ってるところを撮影したもの。
持ち方が今までのiPadではちょっと考えられないですね。
下側ベゼルを軽く左手で押さえて、右手もちょっと添える程度。
iPad miniは軽いので、揺れのある車内でもこれくらいのちから加減で持てるわけです。
ここからはiPad3もしくはiPhone5との比較になります。
まずは気になる非Retinaパネルですが、文字や画像の視認性は必要十分です。
ただし動きの速い映像を見ていると目が少し疲れますね。
また、輪郭線が若干ボヤけるので、高精細な描画が必要な用途には向いていません。
コントラストはiPad3(Retina)のほうが明らかに上です。
Retinaと非Retinaの差は彩度でも明確なメリットとして現れています。
パネル全体が若干赤味を帯びているのも写真などを多く見る方には気になるかも。
iPad3は若干青味が強いので一長一短にも感じますが、やはり写真用途であればiPad3が良いですね。
ただしそれらは並べて比較した場合の優劣であり、比較しようと凝視した結果でもあります。
輪郭線のボヤけ具合も、目とiPad miniをそれなりに離してしまえば分かりにくいです。
青味の強いパネルより赤味の強いパネルのほうが、目の疲労は少ないと思います。
ちょっと悲しかったのはカメラですね。
そもそもiPadシリーズに背面カメラは不要だと思ってるボクです。
だけど実装するからには実用的なカメラを備えて欲しいわけです。
左がiPad mini、右がiPhone5での撮影になります。
どちらの場合も、紫色っぽいのが盛大に自己主張していますね。
これは左上に白熱電灯の強い光源があって、その光がこのように写り込んでしまったのです。
原因はたぶん、レンズ前面にある保護樹脂。
左がiPad miniで右がiPHone5です。
レンズのボケ具合はほぼ変わりないですね。
iPadより小さく薄く軽い分、背面カメラもいくらか使いやすいです。
ただしiPhoneなどと比べると、手ぶれも大きくなるし、ボディサイズのぶんだけ用途も限られます。
タブレットに背面カメラって本当に必要なんですかね?
その分だけ軽くして、重心を下げた方がメリットあるように思うんですが。
お約束の『片手で余裕だぜ』ポーズ。
難点もいくつかあります。
画面の大きさで言えば、従来のiPadに最適化したサイトやアプリでは、文字やボタンが小さくなる。
そのため、操作性や可読性が若干低下することになります。
片手で使えるデバイスは、それだけ目からの距離が近くなります。
しかし、iPad miniは小さいとは言っても両手で使うスタイルになると思うのです。
その場合、目からの距離はiPadに近いか変わらないことになります。
画面を拡大縮小すれば読めるわけですが、それをするには非Retinaがネックとなります。
文字や写真のアラが目立つようになるんですよね。
ハード的にはとても完成されていて使いやすく、使っていたいと感じさせる仕上がりです。
しかし、ソフト的には若干中途半端な感じを否めないかも。
その中途半端を解消するには、Webサイトやアプリのこれから次第。
ハードとソフトのバランスがiPad miniの成否をわけるポイントかなあと感じます。
難点や懸念もいくつかありますが、とても使いたくなる魅力的なデバイスです。
iPad mini最大のセールスポイントは、やはり『軽い』ことですね。
携帯することが苦にならないというのは、すべてに勝るポイントです。
Retinaにすることで50gでも増えていたら『軽い』と感じることは少なくなると思います。
iPadと機能的な差を最小限にして、重さを感じさせないギリギリまで削り落としたのはスゴイ。
性能的にはiPad3との差を感じることはありませんね。
もちろんiPad4とは大きな差がありますが、そのスペックを活かすには用途からして違うと思います。
iPadが普及モデルでiPad miniは用途限定になるかなあと思っていました。
しかし、それは逆ですね。
iPad miniこそが普及モデルで、iPadがRetinaパネルとハイスペックを必要とするニッチ層向け。
動画編集や高精細での写真プレビューなど、重い処理を必要とするならiPad4を使うべきです。
それ以外の用途(Webサイトやメール、電子書籍など)であれば軽量なiPad miniが最適です。
さらに言えば、iPhoneよりもiPad miniのほうが万能的かも。
携帯電話+iPad miniのスタイルこそが、いちばん使いやすいように思います。
iPad mini、なかなか良いですよ。
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