WordPressやMovable Typeといった仕組みを利用してホームページを作るのは比較的簡単!
と、世間では言う人も少なくないですが、実際に作ってみるとそれほど簡単ではありません。
そこで重宝するのが無料で利用可能なホームページ作成用の素材たち。
特に今回はWordPress用のテーマと、アイコン、写真の3つをそれぞれ3サイトずつご紹介。
無料で使えるからと言って、好き勝手に使って良いというわけではありません。
無料で使える条件は『ライセンス』という形で記載されています。
海外ページの場合はライセンスの内容を理解するのも難しいですよね。
でも、明記しているライセンスの意味はそんな難しいこともありません。
General Public License(GPL)とは下記の4つについて許可をしているライセンスになります。
WordPressのテーマファイルやプラグインの多くは、このGPLで公開されています。
著作権は作者にあり、また、GPLだからと言って必ず無料で利用できるとは限りません。
1. 目的を問わず、プログラムを実行する自由
2. プログラムの動作を研究し、必要に応じて改変を加える自由
3. コピーを再頒布する自由
4. プログラムを改良し、コミュニティー全体がその恩恵を受けられるよう改良点を公衆に発表する自由
テーマやプラグインのみがGPLの場合、サンプルやデモで使用されている画像についてはGPL適用外になります。
GPLで公開されたテーマやプラグインを利用する場合、原則としてそれら画像などは差し替えが必要になります。
写真やアイコン、音楽などの無料素材はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開されていることが多いです。
CCLにはいくつもの段階で利用範囲が制限されます。
CCLライセンスの特徴は、商用(営利)目的での利用を認めないと宣言することも可能な点です。
ライセンスの段階についてはhttp://creativecommons.jp/licenses/を参照してください。
表示された許可範囲内であれば、利用に際して費用(ロイヤリティ)が発生しない(フリー)ことを指します。
たとえばCCLで商用利用を拒否している写真素材を企業ホームページで利用する場合などは費用が発生します。
無料で利用可能な範囲については公開サイトもしくは作品個々のライセンスを確認するようにしてください。
WordPressで個性的なホームページを作るには、まず『テーマ(Theme)』を作成する必要があります。
テーマとは、ページデザインの雛形ですね。
WordPressテーマはデザイン的に凝った作りになるほど、それの設置も難しくなります。
以下で紹介するページは、シンプルな無料テーマから商用向け有料テーマまで多様に公開されています。
まずは見た目にもシンプルで、動きのないテーマファイルから試していくのが理解への早道だと思います。
GPLライセンスのテーマは自分なりのカスタマイズも自由に行えます。
慣れてきたら様々なプラグインやウィジェットを追加して、より独自のページを作りましょう!
写真を上手に使うと、ホームページの雰囲気を決定的にできたり、記事の説得力が増します。
そうした場合に便利なのが、ロイヤリティフリーの写真素材。
世界中のカメラマンが撮った写真を利用することが可能になります。
こうしたロイヤリティフリーな写真が公開されていることではFlickrも有名です。
Flickrの場合、条件を設定すればCCLの画像のみを検索できますがflickr cc searchなどを使うのが便利です。
ホームページを見やすくするには、アイコンも大きなポイントになります。
小さいくせにページの雰囲気つくりにも大きく影響するのがアイコン。
今回はどんなデザインのホームページでも違和感なく使いやすいアイコンを公開しているページをご紹介。
ただ、FacebookやTwitterなどソーシャル系のアイコンはあまり独自性に富んだものは使わないのが良いかも。
様々なページで使われているアイコンは、共通したデザインだからこその価値もありますからね。
“いかなる権利も保有しない” 写真/動画の素材サイト『Pexels』と『Pexels Videos』
加工や再利用についても自由になるCreative Commons Zeroライセンスで素材提供している2つのサイトをご紹介。コンテンツのクオリティも高いです。
Flickrから写真を拝借して記事を彩るなら「PhotoDropper」プラグインが便利ですよ
FlickrからKリエイティブコモンズライセンスの写真を検索して記事に挿入できるプラグインです。 画像サイズの自由度は若干制限されますが、手間は大幅に軽減できますよ。
写真作品とその作品のクリエイターを検索できるエンジン『Mediachain Attribution Engine』
写真を利用するだけではなく、ライセンスに対して適切な取扱を促すことで作品の製作者へ利益を還元することを目的にした写真検索サイト。すでに1.2億枚の作品がインデックスされています。
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