ケーブル1本で良い方向での音質変化なんか『めったにない!』と思ってるボクですが。
それでもケーブルの劣化で音の悪化はあるわけで。
そのため、ケーブルの品質や材質については自分なりの基準をつくっています。
そのひとつが『PCOCC-A』
簡単に説明すると、電気信号の伝わりが正確で安定する素材です。
ボクがいま愛用しているヘッドホン『ATH-M50x』は2014年に発売されたばかりの製品。
着脱式のケーブルは、他社メーカーと同じ方式を採用しているものでした。
そこでPCOCC-Aを使ったオヤイデ『HPC-35HD598』に早速交換。
しかしコレで3か月ほど使い続けてみたけれど、もう常用するのは諦めました。
諦めるに至った理由は、以下の2点になります。
これはもともとわかっていたことであり、後述の理由2がなければ我慢できたかもしれない点。
でも、やはり日常的に使うには不便も多いから、ストレスは少なくないです。
コネクタが長いと、服とケーブルがぶつかります。
冬場であれば、ほぼ間違いなくコートの襟やマフラーがあたります。
春先なら麻のストールなどにこすれてしまいます。
女性の場合、肩とケーブルがあたるかもしれません。
あたればもちろんヘッドホンがズレるし、メガネをかけてればメガネもズレます。
ちょっと左を向くとズレ。
ちょっと小首を傾けるとズレ。
ちょっとしたときにやってくる、ちょっとしたストレス。
ほんのちょっとしたストレスだけど、これが四六時中やってくるから積み重なってストレス大!
ATH-M50xとHPC-35HD598は互換性があると言っても、標準ケーブルとはちがいます。
また、元々はATH-M50x以外のヘッドホン向けに作られているケーブル。
そのため『ATH-M50xでも使える』程度の互換性なのは承知で購入したのです。
ATH-M50xはケーブルをヘッドホンに差してから半回転させてロックする方式になります。
HPC-35HD598も同様に半回転するのですが、最後にロックすることができない。
これは購入直後にもわかったことなので、抜けなければ良いと割り切って使っていました。
でも前述の『コネクタが長い』ことで服とぶつかった際に、勝手にケーブルが回ってしまう!
まだ抜け落ちてしまったことはありませんが、接触不良で音が途切れてしまうことはありました。
半回転してロックさせることで、ケーブルがしっかり固定される仕組みであれば。
ロックされず、ちゃんと置くまで回してない状態で接触不良な状態にもなるでしょう。
ATH-M50xはとても品質・音質ともにすばらしいヘッドホンです。
そんなヘッドホンを快適に使うには、HPC-35HD598はあまり適していないと言うほかありません。
量販店に注文すれば保守部品として純正ケーブルが購入できます。
断線に備えて常備するなら、純正のほうが良いと思います。
準備なく突然の断線であれば、Amazonなどでも購入可能で納品もはやいHPC-35HD598で代替もアリです。
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