1946年創業にイギリスで創業したアウトドアブランドメーカーの『カリマー』
当初は自転車用バッグを製造販売していましたが、1957年からはリュックサックの製造販売も開始。
ブランド名の語源である「carry more(もっと運べる)」の通り、機能的でありながらタフなカリマーのバッグは多くのクライマーに評価されています。
karrimor SFシリーズのSFとは、スペシャルフォースの意味。
イギリス軍や警察、セキュリティ関係者向けの製品になります。
SFシリーズの内、Predator Patrol 45は実際にイギリス軍で正式導入されているバッグです。
通常のバッグと比べると太くて強いナイロンで作られているため重いのですが、タフなカリマー製品の中でも格別にタフな製品になります。
ある程度、本格的な登山になればバッグの自重もできるだけ軽くしたいところですが、今回の主な用途は日常使い。
ちょっとした登山も想定していますが、それも日帰りや1泊程度の軽登山なので、バッグの選択条件から自重の優先度を下げています。
それでもやはりナイロン製の25Lバックパックとしては重量級ですし、多くの部分でオーバースペックなのは否めません。
軍や警察などをターゲットにした製品だけあって、ショルダーベルトの形状が体の小さい方や細い方にはあまりオススメできないバックパックです。
今回のバックパック選びの条件のうち、優先度が高いのは次の5点
1. 荷室は1気室で20リットル前後
2. 500mlペットボトルが入るサイドポケット
3. 背中のムレを軽減できるベンチレーション
4. 荷物を圧縮できるベルト
5. 黒単色
メインコンポーネント部分がファスナーや巾着方式などで上下に分かれているものを2気室、わかれていないものを1気室と呼びます。
荷物が多いときや重さのバランスを考える場合には2気室が便利ですが、街で使うにはかなりのオーバースペック。
荷物の量も「MacBook Pro 13 Retina」「α7S」「パーカーやストールなどの防寒具」「財布や鍵の小物」程度なので、20リットルくらいの容量で十分に足ります。
いままでは吉田カバン『PORTER EXTREME』シリーズの『DAY PACK』を使っていました。
容量は16リットルになります。
バックパックをぱんぱんに膨らませて使うのがキライなのですが、16リットルだとパーカーを入れるとパンパンになってしまうので、これより少しサイズアップして20リットルが適当だと判断しました。
また、バックパックの大きさは背中に収まる大きさで選ぶのが基本です。
大は小を兼ねると思って大きいバックパックを買ってしまうと、荷物に揺さぶられてしまい歩くほどに疲れてしまいます。
ボクは身長が183cmあるので30リットル程度までは不都合なく背負えるのですが、大きいバッグはそれだけで重くなってしまいます。
そのため、ムダなサイズアップを避けて20リットルで選ぶことに。
しかし20リットルの場合、後述するベンチレーションを得られる製品が少ないため、ベンチレーション効果が大きく得られる製品の中でも容量の小さい25リットルで選ぶことにしました。
バックパックを使ういちばんのメリットは両手があけられること。
そのため、ペットボトルもバッグに預けたいわけですが、簡単に取り出せる場所に収納できないと使い勝手が悪くなります。
サイドポケットがあれば、そこにペットボトルを入れておくことができるので便利。
だけど、ある程度の大きさがあるポケットでなければ不意に抜け落ちてしまう可能性もあります。
逆に大きすぎるサイドポケットは野暮ったい見た目になりやすく、ある程度のファッション性も忘れたくない街用途のバッグには適しません。
karrimor SF DELTAのサイドポケットは少し大きく作られているので500mlペットボトルにはすこし余ってしまいますが、ベルトで固定することができるので安定性には問題ありません。
バックパックの難点は、なんといっても背中のムレ。
夏場はもちろん、すずしい季節でも意外と背中に汗をかいてしまうので、背中を汗から守ってくれる機能はバックパックに必須の機能です。
多くのバックパックは背面のパッドがメッシュ構造になっているため、背中に触れている部分の蓄熱を抑えるように作られています。
だけど、放熱されなければパッドに熱がたまってしまうので、背中のまんなかあたりや肩甲骨のあたりはどうしても汗があふれてしまいます。
karrimor SF DELTAの背面パッドは中央に大きな溝があり、ここを風が抜けて背中の熱気を放出してくれます。
腰の部分はバックを安定させるために重要な場所なので溝は細くなるけどパッドは大きく、上部ほど溝は大きくなっています。
溝が大きければ放熱効果も高くなりますし、パッド自体はもちろんメッシュ構造なのでパッド内へも空気が流れて放熱効果はさらに高まります。
これは、特に自転車で移動するとき効力を発揮してくれるので、ちょっと荷物も多く自転車で移動するときに快適なバッグのひとつだと思います。
バックパックに荷物をつめるときの基本は『上に重いもの、下に軽いもの、背中と近い側に重いもの、背中と遠い側に軽いもの』を入れること。
そして、バッグの中で荷物が安定するように必要な個所で固定することです。
バックパックを背負ったときは軽い前傾姿勢で歩くので、この詰め方にすると荷物の重心が体の中心側になります。
逆にバッグの下部は体から離れてしまうので重心が体の後ろにズレて安定性を損ないます。
ボクの荷物であれば「ノートPCを背中側のポケットに入れて」「パーカーなどをバッグの底に」「パーカーの上にデジタルカメラ」というのが基本に近い入れ方。
でもこれだけだとパーカーがデジカメの重さで潰れてバランスが崩れてしまいます。
そうした荷崩れを防ぐのに便利なのが『コンプレッションベルト』などと呼ばれる圧縮用ベルトです。
このベルトでパーカーなどを押さえれば荷物の型崩れを防いで安定させることが可能になります。
また、バック自体の幅(厚さ)を薄くできるので重心を体側に寄せることにもなるので、より安定して背負うことができるようになります。
20リットルのバックパックを25リットルにサイズアップして大丈夫だろうと判断した理由も、このコンプレッションベルトで容量の調整ができるところにあります。
バックパックは10年使いたいボク。
そのため、形はもちろん色についても10年飽きず、使い方を選ばずに済むのが大事なわけです。
そう考えると、いちばん無難なのはやはり黒。
それも飾りのない黒単色。
ロゴマークすら黒の刺繍で目立たないほどに、黒。
街で使うには若干大きい感じもありますが、使いやすいことは間違いないバックパックです。
取り扱い店舗も少ないようなので、メジャーなメーカーで品質には安心しつつ、すこし珍しい製品を使ってみたい(ボクみたいな)方にはオススメです。
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