買ってしまいました、SONY DSC-RX100M7です。
高いです。
コンパクトカメラの値段じゃありません。
口座残高を見るたびに若干の後悔と先行きの不安は拭えませんが、積み重なる仕事のストレスの捌け口に勢いで買い替えてしまったのでどうにかするしかありません。
買ったからには撮りまくってストレス発散したいところですが、コロナウイルスの影響で出歩くこともままならず、余計にストレスが溜まってる気もします。
動画は撮らないのでシューティンググリップは買っていません。
M2〜M5Aと比べてレンズが24-200mmになり、開放値がF2.8-4.5と暗くなったことでボケ量が減ったと不評を聞くことも少なくないM6とM7。
実際に撮り比べてみると、たしかにボケ量は減っています。
暗くなったレンズはテーブルフォトにもあまり向いていません。
では何故、そんなRX100M7を選んだのか。
私が撮影するのは屋外である程度明るい時間帯が多く、RX100M4を使うときにも2段くらい絞ることが多かったこともあり、開放で絞り2段分の違いはそれほどデメリットにはならないからです。
実際に撮った写真を見ても、私には十分なボケが得られています。
この1枚は50mm/F4で撮影したものですが、十分にボケて被写体を浮き立たせてくれています。
24〜50mmは被写体までの距離もレンズ先端から70mmくらいとなるので明るい場所であればテーブルフォトにも使いやすい距離ですし、50mmは撮影倍率も大きくなるので、より被写体をはっきり捉えることができます。
肉体の限界を精神で覆せるのは、日常的に鍛錬を怠っていないアスリートだけが得られるものであって、日常的に怠惰な中年は肉体以上に精神が緩んでいるのです。
そんな緩みきった私には、素早い動きなんて困難であり、まして動きのある被写体を捉えることなんて不可能。
しかし技術とは不可能を可能にするために生み出されるものであり、高速オートフォーカスもまた可能性を私に与えてくれるものなのです。
小さい蜂ですよ。
コンパクトカメラの50mmで、片手でこんなのも撮れるんですよ。
構えてシャッター半押しって思ったときにはフォーカスが蜂に。
手ブレ補正も効果を発揮してくれるので、サクッと撮れます。
昆虫撮影なら高倍率ズームで撮るのがセオリーだとは思いますが、そんな距離から蜂を見つけることが困難なのです。
蜂まで10cmくらいの距離までサッと近づいて、蜂が警戒する前にパっと撮ることができました。
高速オートフォーカスという技術によって撮影の選択肢が広がったと実感できます。
私はフルサイズカメラには35〜80mmくらいを常用していることもあり、100mmを超えるレンズは野鳥撮影用の600mmしか興味がありませんでした。
日常的に200mmを必要とするケースがあるようには思えないのが正直なところだったのですが、実際に使ってみると意外に便利です。
200mmの最短撮影距離は約100cm(実測90cm)なので、ソーシャルディスタンスに最適な距離感!
これからの時代、被写体との距離はある程度の節度が必要になるかもしれません。
その際に200mmというレンズを活用すれば、撮影倍率こそ小さくなりますが必要な距離を保ちつつ撮影が可能となる、まさにこれからの新しい生活様式に適したレンズではないかと感じたわけです。
写真的にもボケ量と圧縮効果のバランスが悪くないので、意外と使いやすいように感じています。
最後に。
RX100シリーズと言えばオプションの純正グリップが定番ですが、RICHARD FRANIECのアルミ製グリップ、これ最高です。
ホールドも安定するし、手触りも良い。
ただし高い。
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