crocodile notebook

feedly feedburner google+ twitter facebook creative commons BY:2.1 プロフィール


DSC00025

近所にやってくる野鳥を眺めるのが好きなので、せっかくだからと以前にマイクロフォーサーズで野鳥用カメラを揃えました。
だけど、散歩を兼ねたバードウォッチングで800g台のカメラを持ち歩くのは重い!荷物じゃま!歩きにくい!という理由から持ち歩かなくなったので、もっと軽いカメラに買い換えようと決意。
マイクロフォーサーズ以外はSONY製カメラなので、どうせなら揃えようということでSONY製品から選択することに。

RX100ユーザーなのでRX10が順当かとも思いましたが、RX10も大きくて重い。
どうせならスズメのように小さくて軽いカメラのほうが良い!という思いから、望遠に強くて軽いSONY製カメラを!という条件で選んだのがDSC-HX90Vです。

兄弟機に低価格モデルのDSC-HX60Vがあります。
HX90VとHX60Vに搭載されている1/2.3インチセンサーや画像エンジン、レンズ構成は共通です。
画素数は、HX90Vが1800万画素、HX60Vが2000万画素と小さいセンサーに対しての画素数割り当てはHX90Vのほうが若干すくないため、明暗差のあるシチュエーションに多少でも強いのはHX90Vと期待できます。
可動式背面液晶やEVFはHX90Vの機能で、HX60Vは低価格化のため削られています。
重量は、HX90Vが218g、HX60Vが246gと可動部分が多いHX90Vのほうが軽い。
HX90Vの優位性としては、ダイナミックレンジの強弱を任意で設定可能(HX60Vは自動のみ)、露出補正は±3EV(HX60Vは±2EV)、AF後のMF可能(HX60Vは不可能)などがあり、HX90Vはコンパクトカメラでありながら撮影者のこだわりを反映させやすいカメラになっています。

記事中にアップしている写真はすべて、JPEG撮影の結果をリサイズしたままです。

DSC00030

720mmの撮影では、四隅が若干暗くなります。

DSC00082

小さいセンサーだとボケが弱くなりますが、望遠を活かせば派手なボケも作れます。

DSC00088

得意な色はありませんが、苦手な色もないようです。

DSC00098

満月ほどに明るければ、手持ちで撮影可能です。

DSC00141

起動は遅いですが、慣れてしまえば野鳥撮影も不可能ではありません。

DSC00144

手振れ補正があるので、テーブルフォトだって問題ありません。

DSC00243

小さいからと諦めていましたが、逆光性能は期待以上でお気に入りです。

DSC00304

細い毛の1本もちゃんと撮れるので「最近のコンデジすげえな!」と驚きました。
背面液晶が動くので、低い位置での撮影には便利です。

DSC00314

明るいところで白い被写体だと背面液晶では見えにくいこともありますが、EVFあれば撮影を諦めなくても大丈夫です。


トータル性能として期待以上だったので満足度も高いDSC-HX90Vですが、最近のコンパクトカメラを知らなかったので期待値が低すぎたというのも否定できません。
そこで他社のコンパクトカメラも数台試してみましたが、カメラ任せに撮影するぶんには大差ありません。
Wi-Fiを搭載しているので、撮影してすぐにスマホでSNSにアップも可能です。
最近のコンデジはどれも大変すばらしい!

#HX90V を購入。豆センサーコンデジだけど30倍を活かした望遠専用として。広角から75mmまでは #RX100M3 で。撮影そのものを楽しむときは #α7s で。SONY3兄弟。

Waniqatar Kivenskyさん(@trmd)がシェアした投稿 –

スマホのカメラでも十分な写真は撮れますが、より自由な撮影が可能になるので安価なコンデジ持ち歩くのも楽しいですよ。


風景からテーブルフォト、月の写真まで1台で撮れるコンパクトカメラ『SONY DSC-HX90V』を購入しました

UPDATE: 2018.01.15
, , , ,




併せ読みに選ばれている
記事はこちらのようです

2012年に発売されたデジタルカメラ『SONY Cyber-shot DSC-RX100』を購入しました

2012年に発売されたデジタルカメラ『SONY Cyber-shot DSC-RX100』を購入しました

ミラーレス一眼のα7Sに続き、コンパクトカメラもSONY製で揃えてみました。購入したのは、3年前から現在まで販売が続いている名機『DSC-RX100』です。

iPhoneのLightningコネクタに接続して使う超コンパクトカメラ『DxO ONE』

iPhoneのLightningコネクタに接続して使う超コンパクトカメラ『DxO ONE』

コンパクトカメラの価値はある程度の画質と圧倒的なコンパクトの両立にあるとすれば、このカメラは現時点において最高のコンパクトカメラと言うに相応しいかもしれません。

2015年12月リリースのRaw現像アプリ『Capture One 9』 SONY製カメラ用無償バージョンを提供

2015年12月リリースのRaw現像アプリ『Capture One 9』 SONY製カメラ用無償バージョンを提供

プロ向けRaw現像・イメージング編集ツール『Capture One 9』が今回もSONY製カメラ専用に無償版をリリースしていました。RXシリーズやαシリーズのユーザーであれば必携ですよ。

無料でありながらすばらしいクオリティのRawコンバーター『Raw Therapee』

無料でありながらすばらしいクオリティのRawコンバーター『Raw Therapee』

SILKYPIXの操作がどうしても馴染めず出力される写真もあまり好みと合わないので、DMC-G7用のRAW現像アプリとして使うことにしたのがRaw Therapeeです。

SONY DSC-RX100をDSC-RX100M3に買い換えたら写真がもっと楽しくなりました

SONY DSC-RX100をDSC-RX100M3に買い換えたら写真がもっと楽しくなりました

つい勢いにまかせてRX100をRX100M3に買い換えてしまいました。後悔する要素はお財布事情だけ。

ソニー『αシリーズ』『RXシリーズ』向けにCapture One Expressの無償提供を開始!

ソニー『αシリーズ』『RXシリーズ』向けにCapture One Expressの無償提供を開始!

はじめてRaw対応カメラを購入して以来、ずっと愛用しているアプリCapture Oneがソニー製カメラ向けに無償版をリリースしました。これはユーザー必携のアプリですよ。