現在、¥79,900でプレオーダー受付中のカメラです。
スマートフォンがコンパクトカメラの代替として普及して、各社ハイエンドカメラを多数リリースしていますが、それらハイエンドカメラすら及ばないことになる可能性を持った超コンパクトカメラの登場です。
販売するのはRawデータの現像用アプリをリリースしてきたDxO社。
レンズ補正やフィルタなどのアプリも多数開発してきた実績のある会社です。
しかし今回リリースされるカメラの注目すべきポイントは、そのコンパクトさだと思います。
Lightningコネクタを備えたiPhoneを液晶モニタや画像処理エンジンにすることで実現したこのサイズは、他のコンパクトカメラと比べても明らかに小さい。
SONY RX100シリーズ同様の2,020万画素の解像度を備えた1インチセンサーと、32mm/F1.8と明るいレンズの組み合わせであればボケを使った写真表現も難しくないですね。
Lightningコネクタで接続されたDxO ONEは60度まで回転させることができるので、可動式の液晶を備えたコンパクトカメラ同様に便利です。
F値の調整などはiPhoneでのタッチパネル操作になるので、レバーやボタンでの操作が多いデジタルカメラより操作が分かりやすいかもしれません。
絞り有線やフルマニュアルなどもアプリ側で選択できますし、データはjpegの他、Raw形式も可能です。
動画は1,080/30fpsで録画可能。
DxO ONEで撮影されたサンプルがこちら。
すばらしいですね。
この画質がこの大きさのカメラで撮影できてしまうと、デジカメは不要に感じるユーザーがますます増えるかもしれません。
コンパクトカメラの優位性とすれば、画質の劣化なくズームが可能になる光学レンズを搭載可能な点がひとつ。
F1.8と明るいレンズですが、32mmの単焦点というレンズはちょっと玄人受けすぎるようにも感じます。
あとはバッテリー問題ですね。
DxO ONEで撮影すればiPhoneのバッテリーが消費されるけど、iPhoneを充電しているあいだはDxO ONEを繋ぐことができません。
デジタルカメラであれば予備バッテリーに交換できれば撮影を続けることができます。
価格的に比べても、SONY RX100M3とほぼ同価格なのもライトユーザーには高額すぎるでしょうし、32mm/F1.8単焦点という点で比べればRICOH GRシリーズのほうがすばやく撮影できるのでスナップカメラとして扱いやすいと思います。
そうしたネガティブな点を考えてもこのDxO ONEはとても面白いし、なにより小さく軽いという絶対性能を備えている点で、かなり気になるカメラです。
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