いろいろ便利なアプリがありますが、OSのために必要な作業はOSが備えてる機能を最初に使いましょう。
どうも、鰐です!
今回の作業は大掃除に限らず、四半期毎にでも実行すると良いかも。
目指す作業は以下の3点。
・不要なキャッシュを削除
・起動ボリュームの整理
・HDDのアクセス権修復
メジャーなアプリだとOnyxなどで作業する方も多いと思う項目ですね。
でも、MacOS(今回はLion)標準の機能でも十分に作業できます。
キャッシュとは使用頻度の高い情報を予め準備しておいて、より速く読み出せるように用意したファイルです。
より速く……なんですが、使い続けると準備したファイルが増えすぎて遅くなったりします。
Macの起動が遅くなったりアプリや日本語変換が遅くなる原因のひとつにもなります。
MacOSをセーフモードで起動すると、キャッシュの削除が行われます。
「Shift」を押しながら起動するとセーフモードになります。
Shiftを押すタイミングが分からない場合、再起動を行ってMacOSの終了途中とから押し続ければOK。
セーフモードで起動するとアップルマークが表示された後に進捗バーが表示されます。
これで不要キャッシュが削除され、起動ボリュームの整理が行われました。
※一連の作業についてはMac OS X:Safe Boot、Safe Mode とは?に記載されています。
セーフモードで起動すると、MacOSが動く最低限のものしか読み込まれません。
いろいろメンテナンスするにはとても良い環境なわけです。
そこで、次はHDDのアクセス権を修復します。
「アプリケーション」ー「ディスクユーティリティ」を起動します。
繋がっているHDDが左に表示されるので、MacOSが入っているHDDを選択して「アクセス権の修復」をクリック。
これで暫く待つとHDDのアクセス権が修復されます。
※一連の作業についてはディスクユーティリティのディスクのアクセス権の修復機能についてに記載されています。
専用アプリでの作業も同様の効果があります。
もしかしたらアプリ使った方がもっとガッツリ仕事してくれるかも。
でも、まずは標準の機能で改善するかを試すほうが良いと思います。
安全な標準機能を試して、改善しないようなら専用アプリを試す。
キャッシュの削除はそこまで重大なトラブルには繋がりませんが、アクセス権の修復はちょっと注意。
年末大掃除が年末悲劇にならないように……
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