MacBookAir 11inch(2010)が会社から支給されたので、業務上Windowsも必要になるからBootCampでWindowsXPを入れてみました。
AppleではWindows7しかサポートしていませんので、以下はすべて自己責任となります。
事前準備として以下が必要になります。
1.MacOS10.6 SnowLeopard インストールDVD
お持ちでない場合は購入する必要があります。
他のMac製品(MacBook Pro等)を購入した時に添付されていたOS-DVDでも大丈夫です。
2.USB接続 DVDドライブ
USB Boot可能な製品が必要ですが、試した限りではどれでも大丈夫でした。
3.CD-R/DVD-R/USBメモリー等の書き込み可能メディア
合計1.3GBほどのファイルが必要になります。
もしくは手間を惜しまなければ400MB弱でも大丈夫です
4.Boot Camp 更新プログラム 3.1 (Windows 32 bit)
OS10.6DVDでBootCamp3.0をインストール後に必要な修正パッチです。
5.Boot Camp 更新プログラム 3.2 (Windows 32 bit)
BootCamp3.1アップデート後に必要な修正パッチです。
6.nVIDIA グラフィックチップドライバー
ダウンロードページにアクセスし、以下の条件でドライバーを検索します。
製品のタイプ:GeForce
製品シリーズ:300M seriese (notebook)
製品ファミリー:GT 320M
オペレーティングシステム:WindowsXP
言語:Japanese
2011年2月1日現在では「VERDE NOTEBOOK RELEASE 265 – 266.58 WHQL」が最新です。
7.ダウンロードしたファイルを3で用意したメディアに保存します。
容量が足らない場合はBoot Camp 更新プログラム 3.1 (Windows 32 bit)のみを保存します。
※このパッチで無線LANに接続可能となりますので、他のファイルはWindowsXP上でダウンロードします。
インストールを開始します。
MacBook AIrのBootCampの設定およびインストールはWindows7と同じなので割愛します。
この辺の記事などを参考にインストールを進めてください。
注意点は1つだけ。
「BootCamp FAT32パーティションをWinXPインストーラー上でもFATでフォーマットを行う」
NTFSフォーマットだと何故か途中でエラーが発生しやすいので、FAT32が無難です。
BootCamp用パーティションを作成する時に作成されるWindowsSupportファイルはWindows7用ですので保存の必要ありません。
ただ、WindowsSupportファイルをUSBメモリーに保存してMacBookAirに挿したままWindowsXPのインストールを行うと無事に処理が進むというオマジナイ効果があるようなので、どうしてもうまく行かない場合は試してみるのもアリだと思います。
また、DVDプレイヤーを左右どちらのUSBポートに挿すか相性があり、処理がスムーズにできるか決まるようです。
ボクの環境では左ポートにDVD、右ポートにUSBを挿したら問題なくできました。
ASMSエラーが発生する場合、DVDを逆に挿してリトライしてみてください。
インストール完了後、OS10.6DVDをWindowsXPにマウントするとBootCamp3.0インストールが始まります。
特にエラーもなく完了すると思いますので、ナビゲーションに従って処理してください。
再起動したらBoot Camp 更新プログラム 3.1 (Windows 32 bit)を実行します。
途中エラーが1回発生するかもしれませんが、必要ないモジュールであれば無視して大丈夫です。
インストール後に再起動すると、この時点で無線LANが認識され音が出るようになるはずです。
次にBoot Camp 更新プログラム 3.2 (Windows 32 bit)をインストールします。
これも特にエラーは発生せずに完了するはずです。
再起動を行ったら最後にグラフィックドライバーを更新しますが、nVIDIAからダウンロードしたままでは対応しないので修正します。
nVIDIAからダウンロード(6)したものを実行すると、C:\NVIDIAに関係ファイルがインストールされます。
C:\NVIDIA\DisplayDriver\266.58\WinXP\International\Display.Driver\nvao.inf をテキストエディタで開き(メモ帳で構いません)、太字の部分を追記します。
※以下はVERDE NOTEBOOK RELEASE 265 – 266.58 WHQLでの場合ですので、別バージョンを利用するときは任意の文字列をgrepして同様に処置してください。
#327行目 %NVIDIA_DEV.08A4.01% = Section013, PCI\VEN_10DE&DEV_08A4&SUBSYS_00C0106B
#328行目 %NVIDIA_DEV.08A2.01% = Section013, PCI\VEN_10DE&DEV_08A2&SUBSYS_00D4106B
#1819行目 NVIDIA_DEV.08A0.01 = “NVIDIA GeForce 320M”
#1820行目 NVIDIA_DEV.08A0.02 = “NVIDIA GeForce 320M ”
#1821行目 NVIDIA_DEV.08A4.01 = “NVIDIA GeForce 320M ”
#1822行目 NVIDIA_DEV.08A2.01 = “NVIDIA GeForce 320M”
修正を終えたら上書き保存をして、c:\NVIDIA\DisplayDriver\266.58\WinXP\International\setup.exeを実行します。
途中、警告が出ますが自己責任でインストールをすすめてください。
これでMacBookAirの解像度に適応した画面が表示されます。
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