NEX-7でレンジファインダー用レンズを使うと周辺がマゼンダに変色することがあります。
これはNEX-7では本来使えないレンズを利用しているので、文句を言う部分じゃないわけですが。
それでも改善したいのがユーザーの気持ちなわけです。
そこで便利なのアプリが2つ。
1つは有料ですが「Capture One 6 Pro」
ボクはこのアプリを常用しています。
このアプリの「LCC(レンズ・キャスト・キャリブレーション)」を利用すると解消できます。
もう1つは無料の「CornerFix」
NEX-7の場合はAdobeのDNS変換アプリを経由する必要があるので2ステップ増えてしまいます。
しかし無料で利用できるのはメリット大きいですね。
CornetFixで周辺のマゼンダを補正する場合、レンズ個々のプロファイルが必要になります。
以下がNEX-7にVoigtlander Color Skopar 35mm F2.5 PIIを利用した場合のプロファイルです。
何度か作り直してみたんですが、18%グレー(RGB128)ぴったりではなくRGB122になっています。
NEX-7+Voigtlander Color-Skopar 35mm F2.5 PII (RGB:122) “CSKOPAR3525profile.ARW”
*DNG変換していません。
*リンク先を保存してください。
Color Skopar 35mm F2.5 PII以外のレンズについては以下のサイトにプロファイルがあります。
fauxtoreal
補正結果のサンプルは以下になります。
プロファイル(補正前)
プロファイル(カラーキャスト/周辺減光 補正後)
サンプル(補正前)
サンプル(カラーキャストのみ 補正後)
サンプル(カラーキャスト/周辺減光 補正後)
上記はすべてCapture One 6 ProのLCCで補正後にNEX-7の現像用プロファイル(ショット)で現像しています。
露出補正等は行っていません。
CornerFixで補正後に現像した場合とは異なる結果になります。
CornerFix
adobe DNS Conveter for Windwos
adobe DNG Converter for Mac
Capture One
NEX-7用のMFレンズにCOLOR SKOPAR 35mm F2.5を購入しました
NEX-7にはZMマウント COLOR-SKOPAR 35mm F2.5を常用とすることにしました。 暫く離れていたMFレンズに舞い戻れて、一層写真が楽しくなりそうです。
NEX-7 + COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 初撮り
フォクトレンダーのMマウント互換レンズをNEX-7に繋いでの初撮りです。 EVFでのMFはちょっと慣れが必要ですが、やっぱりMFは楽しいですねえ。
NEX-7用レンズにVoigtländer ULTRON 28mm F2.0を購入しました。
Color Skopar 35mm F2.5からの切り替えです。 レンズ画角では7mmの広角化(換算で約12mm)してみました。 贅沢な構成のレンズですが、なかなか扱いの難しいレンズ…
現行のMFレンズ『Voigtländer COLOR SKOPAR 21mm F4P』をα7S用に購入しました
街中をブラブラしているときは、パンフォーカスで気楽に撮影したいボクです。 だけどデジタルカメラになってからはフィルムにくらべると、どうしてもフォーカス(ピント)の甘さを感じてしまい、パンフォーカスがちょっと苦手に感じていたボクでもあります。 そんなボクですが21mmなんていう広角レンズを買った理由は、パンフォーカスで撮りたいから。 ああめんどうくさい性格なんだろう。 COLOR SKOPAR 21mm F4PはライカのMマウント互換のレンズであり、Mマウントはもうスナップこそが王道でありパンフォーカスがいちばん似合うカメラだろうと信じてるボクです。 そんなMマウントのレンズは数本所有しており、その中でも28mmのレンズでもパンフォーカス気味には撮れるのですが28mmのパンフォーカスってあまりに普通すぎて面白くないなと思ってしまったボクでもあります。 だから21mm。 15mmとか12mmとか、もうすぐしたら10mmなんてレンズも発売されるようなんですが、ライカであるところのMマウントであれば21mmこそが広角だろうという根拠の由来もない思い込みのあるボクなので21mmを購入しました。 いちおうF11まで絞ればパンフォーカスになると書かれていますけど、フィルムに比べると解像度が高すぎるのがデジタルカメラなのでF11以上に絞りたいのに、F11でもシャッタースピードが確保できなくなることがあったので絞れなかったあの日々。 パンフォーカスで撮りたいのに撮れなかった、あの日々。 だけどいまは違う、だってα7Sなんだもの。 高感度に強いα7Sなんだもの。 以前なら考えるまでもなかったISO6400を常用できるのであれば、F11以上に絞っても1/60秒とか余裕で確保できるのはα7Sだからこそ。 街並みを撮影するなら人物も写りこむわけで、それであれば1/200秒くらいは確保して街の動きを止めた1枚を撮影したいと思ったならばISO感度をさらに上げて対応できるのもα7Sだからこそ。 なによりマニュアルフォーカスレンズでありMマントだからこそ、このコンパクトなセットアップになってスナップカメラとして最高に良いのです。 Mマウントの難点である最短撮影距離の長さも、Close Focas Adapterと併用すれば16cmとかなり短くなるので、パンフォーカス以外の撮影方法も楽しめるし。 オールドレンズの扱いに慣れているのであれば気にならないとは思いますが、ゴーストやフレアなどが比較的発生しやすいレンズかもしれません。 写真ではわかりやすいよう故意に出していますが、レンズフードをもう少し大きいものに交換したほうが良いですね。 純正の四角フードも販売されていますが定価で7,500円となかなかのお値段なので、流用できるフードから具合の良いものを探すのが今後の課題。 Close Focus Adapterを併用すると最短撮影距離が16cm、レンズ先端から被写体までの距離は9cm程度になるので、接写にもつよい広角レンズとして重宝します。 お皿に飾られたケーキを撮影するときにも、近い距離から皿全体を撮影することが可能になるので、テーブル撮影のバリエーションも増えますよ。 接写のできる広角レンズとα7Sの組み合わせであれば、多少の暗い店内であってもフラッシュなど不要ですし、シャッター音も響かせず撮影することが可能になります。 そしてスナップカメラとして、F11に絞ってファインダーも背面液晶も確認せずに、ただ1枚撮影してみました。 周辺減光と呼ばれる影響で四隅が暗くなっていますが、デジタルカメラ(Raw撮影)であれば比較的簡単に補正も可能です。 ボクは減光するレンズであれば減光したままでも良いんじゃないの?と思ってしまうので特に補正もしませんが。 これくらい広く写すことができるレンズであれば、旅行などでも活躍すること間違いないですね。 テーブルフォトにも使えるし、風景写真にも使える。 1本あるといろいろ便利なレンズだと思います。 COSINA フォクトレンダー COLOR SKOPAR 21mm F4 P 131026 posted with amazlet at 16.01.25 フォクトレンダー 売り上げランキング: 316,145 Amazon.co.jpで詳細を見る COSINA フォクトレンダー VM-E Close Focus Adapter 631908 posted with amazlet at 16.01.25 フォクトレンダー (2013-12-21)売り上げランキング: 14,208 Amazon.co.jpで詳細を見る ソニー デジタル一眼カメラ「α7SII」ボディ ILCE-7SM2 posted with amazlet at 16.01.25 ソニー 売り上げランキング: 63,092 Amazon.co.jpで詳細を見る
Sony NEXシリーズ(NEX-7)でMFレンズは難しいけど楽しい!それを伝えたい!
改めてマニュアルフォーカスの難しさと楽しさを痛感しました。 この面白さを写真を楽しむ人に、もっと知ってもらいたい!試してもらいたい!
NEX-7にMマウント広角レンズを着けたときの色かぶり補正にも「Capture One」
バックフォーカスの短いレンジファインダーレンズをNEX-7で使うと周辺に色かぶりが発生します。 これを簡単に補正することができるのもCapture Oneのすばらしいところ。